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2014年
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3月:1,2,3,4
4月:1,2,3,4
5月:1,2,3,4,5
6月:1,2,3,4


2013年
1月:1,2,3
2月:1,2,3,4
3月:1,2,3,4
4月:1,2,3,4
5月:1,2,3,4,5
6月:1,2,3,4
7月:1,2,3,4
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10月:1,2,3,4
11月:1,2

2012年
1-1,1-2,1-3,1-4
2-1,2-2,2-3,2-4
3-1,3-2, 3-3
5月:1,2,3,4
6月:1,2,3,4
7月:1,2,3,4
8月:1,2,3,4
9月:1,2,3,4,5
10月:1,2,3,4
11月:1
2013.11.4(月) 日本(沖縄)
WOOFer開始!

 今日からウーファーの仕事がスタート。ここの農家では朝9時から3時間、昼休みをはさんで午後2時から3時間の6時間労働。今日から土曜日までこの調子で働いて日曜日がお休みというパターンだそうだ。

 最初の仕事は栗カボチャの苗の植え付け作業。ポットで育った苗を畑に植えかえる作業だった。まぁまぁ中腰にはなるものの、そんなにハードではない。次の仕事は雑草に埋もれたレモンの木の周囲をきれいにする作業。鎌を手にレモンの木の雑草を根こそぎ除去する。はびこった雑草の根はスコップで掘り起こして徹底的にレモンの木をむき出しにする作業だった。見た目の変化が激しいのでついつい夢中になってしまったが、実は腰の筋肉、腕の筋肉、鎌を握るので指の筋肉の消耗が著しく、滝のような汗をかいた。

 いやー、初日から労働ばりばり。

那覇の人たちが捨てて行く猫に餌をあげているお母さん

朝、まずは使う鎌を研ぐお父さん

最初の仕事は栗かぼちゃの苗の植え付け

ポットで育った苗を畑に植えかえる作業

2つめの仕事はレモンの木の周りの雑草取り。

鬱蒼とした雑草を全てカット。見た目にやりがいのある仕事。

 ウーファーでは宿と食事が提供される。伊芸さんの家のご飯をこれから紹介していきたい。

 朝食は卵焼きとハムとトースト、コーヒー。お昼御飯には青パパイヤともやしと人参の炒め物とご飯。青パパイヤはタイ、ベトナム、カンボジア、ラオスでは生のままでサラダとして使うという話でひとしきり盛りあがった。

 夕飯には沖縄生産のオリオンビールが出て、お刺身の甘酢味噌和え、玉ねぎのスライス入り。私の地方では魚の甘酢味噌は鯉に使うが、沖縄ではお刺身は甘酢味噌か醤油で食べるのだそうだ。また、味噌にひき肉を入れた「あぶら味噌」はご飯のお供にぴったりだった。食後には泡盛にミカンを付けたお酒。のどにいいそうだ。

 激しく労働したのだが、食事もたっぷり。うーむ。この分だと体重が増えそうだなぁ。昨日、「ビールは日曜日だけね!」と言われたような気がしたが、今日は祝日だから出たのだろう。嬉しい。しかし体重が・・・。


2013.11.5(火) 日本(沖縄)
WOOFer生活!〜主にゲットーと格闘

 今日の作業、最初はバナナのお手入れ。このバナナは島バナナという沖縄の特産物でモンキーバナナのような小さな物で酸味もあってさわやかな味わいのバナナだ。

 先日の台風で折れて枯れた葉を鎌で伐採してあげる仕事。バナナの葉は幹に鱗のように巻きついて生えているのだが、枯れている葉を根元からバッサリ切る。中には半ば腐った葉もあり、ねっとりと糸を引いて甘い香りを放っている様はまさに南国の植物という妖しい雰囲気を出している。腐った葉の裏側は色んな生き物のすみかになっていて、蟻が多いのだが、中には得体のしれない美しいが危険そうな白い卵なんてものもあった。こうした虫たちから守るためにもバナナのお手入れが必要なようだ。

 午前中の後半からはゲットウの伐採。「これからゲットーを破砕します」と言われて、ゲットーってユダヤ人の強制居住区という認識しかなかったから、何事が始まるのかと思った。そうしたら、月桃と書いてゲットウと読む植物を機械にかけて細かく裁断する仕事だった。

 ここの農園は無農薬で野菜を作っているので、月桃を畑に敷く事で雑草が生えないようにしているのだそうだ。今回の月桃は破砕後、トマトの畑にまいた。トマトは雨で泥はねの赤土が葉の裏に張り付くと呼吸できなくて死んでしまうので、畑に月桃などをまいて泥はねを避ける意味もあるんだって。

 月桃は防虫にも効果があると言われているが、お父さんの経験からは防虫には樫の木としきみ(しきび)と木酢液(もくさくえき)の混合物の方がより効果的だそうだ。しきみ(しきび)は神事や仏事で使われているという記憶だけだったが、調べたらその実には致死量の毒性があるらしい。だから防虫できるのかもしれない。

 破砕する機械は古い。葉を入れる所が壊れているので針金で固定して、エンジンをかけようとしたら刃があたるので位置を動かして、モーターからの動力を伝えるゴムが緩んでいるのでピンと張るようにする。こういう機械のちょっとしたメンテナンスができるから格安のおんぼろ機械を買っても作業ができる。「それに引き換え、最近の若い人はメンテナンスができないから故障するとすぐに新しい機械を買う。だから金がかかってしかたない」とお父さんは言った。

月桃。すがすがしいいい香りがする。

破砕機械。右の口から入れると左からブワーっと破砕されて噴出される。

葉を入れる中は二つの歯車が回るようになっている。
かなり力が強くて2cmくらいの厚さの板ならバリバリ砕く。

全部破砕したら、お父さんがチェーンソーで刈った月桃を軽トラックにつみこんで再び破砕する。

 午後からは破砕した月桃を畑にまく作業。

 トマトは地面を這うように枝を伸ばしているので、その枝の下に敷くには優しく枝を持ち上げて下に月桃を入れていかなくてはならない。これも中腰の作業なので長く続けると腰がだんだんと痛くなってくる。

 ところで、昨日仕事を始める前に頭からかぶるネットを渡された。農作業をしていると蚊、蝿、その他の色んな虫がやってくる。帽子をかぶって上からネットをかけるとこれらの虫から顔を守る事ができて、とても快適だ。作業着は長袖に長ズボン、借りた長靴とネットと軍手で全身守られて虫さされもない。

 本日のご飯。朝は出荷用に摘朝摘みしたオクラを一部食卓へ。新鮮なオクラには細かい毛が生えているので、まず塩で揉んで毛を取ってから茹でて食卓に出していた。産毛の取れたオクラはとても鮮やかな緑で見た目にも食欲をそそる。スーパーでしかオクラを見た事がなかったので産毛があるなんて知らなかった。お昼は大根の葉とシーチキンの炒め。大根を植えてある程度育つと、出荷分以外は間引く。その間引いた葉はおかずとして食卓にあがるのだそうだ。まだ幼い大根の葉は苦みも少なくて新鮮な甘みがあり、とてもおいしかった。それに冬瓜と豚肉と豆腐のお味噌汁とご飯。

 夜はチャーハンとお昼の余りのお味噌汁。

 あれれ?祝日でも日曜日でもないのに、またビールがふるまわれてしまった。大汗をかいて労働した後のビールは確かにおいしいので、ついつい頂いてしまう。









2013.11.6(水) 日本(沖縄)
WOOFer生活!〜3日目が一番きつい

 日曜日に到着して色々と説明を受けた時に、お父さんから「3日目が一番辛いと思いますが、それを乗り越えると楽になりますから、頑張ってください」と言われた。ネパールのトレッキングの時もそんな説明を受けた気がする。人間の筋肉の回復と疲労のサイクルがそうなってるんだろうな。

 で、今日が3日目。作業は午前中が月桃の破砕、午後からがトマト畑への散布。昨日の夜の雨で畝と畝の間がぬかるんで一輪車が思うように進まないし、雨を受けて月桃が湿って重くなっているのが疲労に拍車をかけた。午後5時の終了が今までで一番待ち遠しかった。

 お昼ご飯はフーチャンプルー。麩を水に浸して湿らせてから水気を絞ったものにとき卵を混ぜてスクランブルエッグを作っておく。それを野菜炒めなどに加えたらフーチャンプルーになる。今日はベビー大根の葉のフーチャンプルーだった。

 ご飯は白米に黒米を混ぜて紫色になったご飯。沖縄では小豆のかわりにこうしてお赤飯にするのもよくあるのだそうだ。ご飯の紫、フーチャンプルーの黄色と緑が見た目にとても美しいご飯だった。




 夕飯はお母さんが町まで買い物に出かけて少し遅くなって戻ってきたので「簡単にお刺身よ」とお母さん。簡単にお刺身って、いい響きだなぁ。因みに大きなスーパーのある町までは車で30分かかる。

 マグロ、チヌマン(テングハギ)、アシチンの刺身と、蒸したたかせ貝の盛り合わせ。マグロ以外は聞いたことがない魚だがアシチンはアジに似た味で皮と骨ごとコリコリ食べる。貝はコンクやアワビに似たコリコリした食感だった。いずれも冷凍していない取れたてというのが食べてわかる。それに驚く私たちに、お父さんとお母さんは驚いていた。「沖縄じゃ、生が当たり前さね」。これにご飯とおぼろ豆腐のお味噌汁。

 それにしても、今日は本当に疲れた。夫は9時、私も9時半に就寝してしまった。


2013.11.7(木) 日本(沖縄)
WOOFer生活!〜イノブタはイベリコという発見

 作業は引き続き月桃の破砕とトマト畑への散布。昨日のピークを過ぎたせいか、十分に睡眠を取ったせいか今日は大分、体が楽になった。

 お昼ご飯は自家製トマトで作ったトマトソースでミートソース・スパゲッティー。収穫したトマトで作ったトマトソースは冷凍して少しずつ大切に使うそうだ。お父さんの麺のお好みの固さはソーキそばが基準。アルデンテなど固い麺を食べると胸やけしちゃうそうだ。

 午後の真ん中あたりで、お母さんが畑におやつのバナナを持ってきてくれた。出荷用に収穫したバナナではねたB品はこうしておやつになる。まだ食べるにはちょっと早いと言われ、確かに酸味が甘みにまさっていたが、作業中にはさわやかでおいしく感じられる。無農薬で作った野菜や果物をこうして毎日食べていると、汗や排泄物が臭くなくなってきている気がする。

 午後5時に作業が終わると、シャワータイムとなる。お父さんとお母さんはもう少し仕事をするので、いつも私たちが先にシャワーを浴びさせてもらっている。

 シャワーが終わると、身に着けていた一切を洗濯して外の物干し場に干す。これで翌日の昼には洗濯物が乾いてくれるからとても助かる。

 今夜は知り合いからイノブタの肉を頂いたので、BBQをやろうということになった。イノブタはイノシシと豚を交配したもので、肉の色はほぼ豚肉と同じで赤い肉ではなかったが脂身の味が豚肉とは全然異なってこうばしい味がする。この味はどこかで体験したことがある、そうだイベリコ豚に似ていると思ったら、肉を焼いてくれていたTさんが「このイノブタはどんぐりも食べて育つんだよ、まるでスペインのイベリコ豚みたいだろ」と教えてくれた。やっぱりね!

まずはハツ(心臓)とレバー(左)。臭みがなくておいしかった。
右は肩ロース。沖縄では皮つきでおろすそうだ。日本では沖縄以外、豚肉の皮つき販売は禁止されているんだって。

味付けはクレージーソルト。岩塩、ペッパー、オニオン、ガーリック、タイム、セロリ、オレガノ。

2000年にしこまれたらしい泡盛。13年物って古酒だと思うけど、お父さんは「これはまだまだだな」と厳しい。

脂身がとにかくおいしい。イベリコ豚と似てるなぁ。

いよいよクースー(古酒)のおでまし。どこも尖った所がなくて滑らかな味わい。これが本当にいい泡盛なんだって。

今日の夕飯風景。家のたたきでBBQ。

 せっかくのBBQだからと棚の奥から年代物の泡盛がどんどん出てくる。フタのしまりが悪いものがあって、それは水になってしまっていた。もったいない。それにしても、こんな上質な泡盛を平日から飲んでしまうなんて、イノブタのパワーは恐るべしだ。


2013.11.8(金) 日本(沖縄)
WOOFer生活!〜トラクターデビューと種まき

 午前中は月桃の破砕の作業で、次に破砕する月桃がトラクターに積んであるのだが、そのトラクターは押しがけしないとエンジンがかからない。お父さんが15万円で買ったそうだ。押しがけするには、もう一台のトラクターがけん引してエンジンをかけるのでもう一人ドライバーが必要だった。最初の数日はお母さんがやってくれたのだが、今日は夫が運転してみようということになった。トラクターは普通の自動車とは少し勝手が違うので最初はガクガクしたが、徐々に動かせるようになった。こうして夫はトラクターデビューを果たしたのだった。

 ちなみに私たちがこれまでに最も多くの押しがけを目にした国はマダガスカルだったよなぁ。あの国ではタクシーもバスもみんなで押して勢いがついたらエンジンがかかるから乗り込む。そんな事が多かった。

 午後からは栗カボチャの種まきだった。種まきといっても畑にまくのではなく、プラスチックの小さなコップ状の容器がくっついた物に土を入れて、指で土を押して表面を下げて種をまき、上から土をかぶせてから、ジョウロで3回水をやる。4-5日で発芽してくるのだそうだ。

数日前の種の発芽率が悪かったので土を変えたそうだ。

ケースに土を入れる

ほっておいても育つそうだ。んなわけない。

種を水につけてしめらせると発芽率がよくなるそうだ。

種を置いてから上から土をかぶせる。ちょっとお菓子みたい。

最後に3回水やり。カメラ目線の夫。

 午前中の月桃の破砕と畑への散布はややハードだったが、午後は楽な仕事だったなぁ。

 今日の面白い食べ物はピッタンガ。カボチャのようなヒダのある丸い実で真っ赤に熟したら食べられると家の人が朝摘んできてくれた。

 調べたらピッタンガとお父さんたちが呼んでいるものは、ポルトガル語でピタンガ、別名スリナム・チェリーあるいはブラジリアン・チェリー、カイエン・チェリーと呼ばれている果物だそうだ。

 口に運ぶ直前に独特な香り(私にはトウガラシに近いと感じられた)があるが、味は甘みと酸味のある果物でビタミンCの含有率が高いと家の人に紹介された。確かにちょっとアセロラチックである。皮が薄いから外に出回らないようだ。

 お昼ご飯には牛肉ともやしとキャベツの炒め物とご飯が出て、夜は魚の頭と刺身の残りが知り合いの魚屋さんからやってきたというので、お刺身と煮つけとご飯、それに魚のあらのお味噌汁と魚尽くしだった。お刺身の切り身には鮮やかの青い皮がついた魚があり、ブダイだと言われた。他にも色んな種類の魚があり判別不能。でも、どれも新鮮でおいしかった。

 沖縄では魚汁には臭みけしに「よもぎ」を入れる。お餅にしか利用した事がないよもぎが味噌汁に入るのは新鮮な感じだった。確かに香りがいいし、がりっとかじると苦みで魚の臭みが消える。なーるほどねぇ。

 今宵は赤ワインとチーズも出てしまった。実はお母さんは泡盛はにおいがあって好きではない。お好みは赤ワインなんだそうだ。泡盛も赤ワインもいけちゃう私たちとお父さんはもうグイグイ。今宵も飲んじゃった夜。


2013.11.9(土) 日本(沖縄)
WOOFer生活!〜マルチはがし

 朝9時。お父さんから今日の作業の指示があった。

 「今日はマルチはがしてもらうから」。

 マルチ?

 マルチというとマルチ商法へとイメージが直結してしまうから、「マルチをはがす」って言うと妙に正義の味方の仕事みたいな気がする。と、くだらない想像はさておき、マルチは畝にかぶせたビニールシートで保温効果、防虫効果のために使われていたようだ。

 オクラの畑は収穫期を終えて次の用途に畑を使うために準備しなければならない。その第一段階として、オクラの根元に敷き詰められているビニールシートを手ではがしていかなければならないのだった。

 最初は要領がつかめずに時間もかかり体も痛かったが、思い切って両手でバリバリとはがしていけばいい事がわかるとだんだん早くできるようになってきた。オクラがどうやって生えているのか見るのは初めてだし、シートの下にワサワサと蠢く色んな虫がはがすシートの影を追ってうわーーーっと一斉に動くのを見るのも興味深かった。

 お昼ご飯は、人参と豆苗と卵の炒め、魚のあらの味噌汁、黒米入りご飯。人参は自家製だそうだが、いわゆる人参の青臭さがあまりなく甘みがある。

 ここの家に民泊した高校生で人参やトマトが食べられない子が、ここで初めて食べられるようになる事が多いんだそうだ。子供がある野菜が嫌いだという場合、その野菜に農薬などが含まれているのを子供が敏感に感じ取って嫌っている場合があるそうだ。そういう子は無農薬の物を食べると、おいしいと感じるんだって。

 「嫌い」という感覚に意味がある場合があるという話が面白かった。

 今日は土曜日。週末なので近所のペンションの宮城さんご夫婦が食事にくるというので、イノブタの内臓と足などを煮込んだ大鍋料理を作る事になった。家の外にある大鍋にお湯を沸かして、茹でこぼして臭いをとった腸類、皮付き足などを投入して柔らかくなるまで煮る。2時間くらい煮たら冬瓜、ごぼう、結んだ昆布を入れて、冬瓜が煮えたら味噌とかつおだしを入れてできあがり。これにもよもぎを入れて食べる。

 濃厚なイノブタ汁は体がかっかと熱くなる食べ物だった。これに加えて豚肉の炭火焼もあり、ポテトサラダあり、マカロニサラダあり。もちろん、ビール、泡盛、そして古酒もでる。

 今日は土曜日だからね。今週、頑張ったからね。と言い訳しながらどんどん飲む飲む、食べる食べる。

 夜11時にお開きになる頃には、皆、下を向けないくらいに満腹になった。

 お父さんとお母さんを慕って色んな人がここを訪ねてくる。この1週間だけでも、何人の人がここを訪ねてきただろうか。訪ねてきた人にはお茶やお菓子を振る舞い、食事時なら食事に誘う。私も子供の頃はこんなコミュニティーの中で育ったものだったなぁととても懐かしく思った1週間だった。共同体のあたたかさは知っている。しかし、そこにはまり込む危険性も感じている。そういうわけでノマディックな生活をしているわけだが、こんな我々でも受け入れてくれるシステムになっているウーファーというのは、なかなか面白い組織だ。


2013.11.10(日) 日本(沖縄)
WOOFer生活!〜初めての休日

 6日間の作業を終えて、今日は初めて休日。

 お父さんとお母さんは親戚のお祝い事に招かれてお出かけだった。「こんな格好するの、年に1回くらいよ」というお母さん。年に1度の二人の晴れ姿を見られるなんてラッキーだな、私たち。

 沖縄県では毎週日曜日に色んなイベントが開かれているようで、今日はツール・ド・沖縄という自転車競走のイベントを始め、屋台などとマラソンを組み合わせたイベント、地方芸能の発表会のイベント、地元レストランによるランチ選手権など、沖縄中が楽しそうになっているのをテレビでずーっと見ていた。

 本当はここから近所の農場やペンションや海岸などへお散歩をしに行こうかとも思っていたのだが、日記を書きながら久しぶりに日本のテレビ番組を見ていたらあっという間に夕方になってしまった。

 午後4時には戻ると言ってでかけた二人だが、戻ってきたのは午後8時頃だった。今日はお父さんが運転手を勤めるということで、外では一滴もお酒を飲まずに帰ってきた。そんなお父さんとビールで乾杯。さ、明日からまた仕事が始まる。


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