2014年 |
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2013年 |
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2月:1,2,3,4
3月:1,2,3,4
4月:1,2,3,4
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2012年 |
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3-3
5月:1,2,3,4
6月:1,2,3,4
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11月:1
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2013.3.25(月) メキシコ(メキシコ・シティ)
可愛い犬にたくさん会えるレフォルマ通り
私達のいつものウォーキングコース、レフォルマ通りはセマナサンタに入ってからというもの、より多くの人が散策を楽しんでいる。
犬連れで歩く人も多く、お国柄か流行なのかチワワが多いような気がするが、それだけではなく様々な種類の犬が闊歩しているのを見るのは、特に犬好きの人でなくても思わず頬が緩む光景だ。
今日は飼い主ではなく犬と犬がつながれて散歩しているのを目撃。飼い主は少し離れた所を歩いている。よちよちと歩く姿もユーモラスだった。
2013.3.26(火) メキシコ(メキシコ・シティ)
面白い素材
スーパーマーケットに並ぶ野菜なども、昨今では世界中どこでも共通の食材が多くみられるようになったが、そんな中で使った事がない食品を見つけると楽しくなる。
今日の味噌汁の具にしたのは、実は以前に軽く塩ゆでにして食べた事がある名前がわからない野菜だ。
芝生のようで一本ずつがもう少し太くて柔らかいこの植物は、強い香りも味もなく癖がない。しゃきしゃきした歯触りと美しいグリーンで味噌汁の具としては成功じゃないかなぁ。
2013.3.28(木) メキシコ(メキシコ・シティ)
旅友の家でお食事会、飲まずにいられない
昨年、カンクンの日本人宿で知り合ったイナガキ夫妻からお食事会の招待がきて、私達はミラノで買った「火鍋」の素と鍋の具材を手土産に喜び勇んででかけてきた。
イナガキ夫妻の所には彼らを訪ねて3人の女性が日本から遊びにきている。みんなでワイワイと食事したら楽しかろうと誘ってくださったのだった。
イナガキ夫妻の奥さんが前回もちょっと味見させてくれた手作り生ハムと牛タンのハムに加えて、皮から手作りの餃子とシュウマイ、それにノパルというサボテンで作った2種のサラダも用意してくれていた。
今日は木曜日。「残念ながら私ども週末だけ飲酒をしておりまして、お酒はお付き合いできません」とメールしておいたのにもかかわらず、餃子とあっちゃぁビールがなきゃ始まらない、とついついビールに手を出す。
イナガキご主人が「いやー、こんな物がありましてね」と日本酒なんか出したら頂かないわけにはいかない。日本から来たお友達が買ってきたチリ産のワインもちょっと試飲させて頂きたい。
って、気が付いたら飲まないと宣言していた私達二人が一番酒を飲んでいた。本当に申し訳ない。
まぁ、白身魚と野菜たっぷりの中国「火鍋」で許してもらいたい。と、どーんとテーブルに山盛りで出した鍋は、唐辛子と花椒の痺れる旨さが相まって、酔いも手伝って(私達だけか)、みごとに完売。持って来た甲斐があった。
アメリカ型大手スーパーマーケット、ウォルマートで売られていたカニカマはおそろしく小麦粉比率の高い製品だっただが、気のきくイナガキの奥さんが「おお、まるで”ほうとう”のようで、こういう鍋に合いますねぇ」なんて言ってくれたから、それも皆の胃袋に消えてくれた。
あらかた食べてしまってからはスナックをつまみに、今度は日本から来たお客様との話に花が咲く。初めてメキシコにやってきた3人だが、持ち前の明るい性格でフレンドリーなメキシコ人との出会いを楽しんでいるようで、フレッシュなエピソードにお腹を抱えて笑った。
話は更に白熱し、3人の女性のうちの母娘である二人の20代前半の娘さんの将来についての話になった。現在ゲーム音楽のアレンジャーをやっているのだそうだが、彼女が熱く語る日本発ゲーム音楽の世界進出への希望を、西洋クラシック音楽好きの夫がことごとく打ち砕いていくのには、他の大人も唖然。面白い議論だとは思ったが娘さんはどう思われただろうか。こんなにきつく物を言う日本人の大人は初めてでびっくりされた事だろうが、これもメキシコでの思い出として楽しんで頂けらたら幸いだ。
こうして、飲むわ、食べるわでさんざん楽しんでメトロブスで宿まで戻ってきたのだった。夜11時過ぎだというのに、セマナサンタの週末のメトロブスは昼間のごとく混雑していてメキシコ・シティの活況ぶりがうかがえた。
2013.3.29(金) メキシコ(メキシコ・シティ)
真実はわからず
昨日、友人宅のテレビで目撃したイスタパラッパは、画面を通してもその熱気が伝わるほど大勢の人が集まっているのが見えた。
イスタパラッパIztaplappaは、メキシコシティ郊外にある町の名前で、セマナサンタの時期には3日間に渡ってイエス・キリストが磔になる様を村をあげて演じるというので有名なのだそうだ。
私達がこの街の名前を聞いたのは先週のことだった。歯科医の先生が面白いから是非いってらっしゃいと勧めてくれたのだ。
木曜日から始まるこ演劇は、金曜日にはイエス・キリスト役の青年が重い十字架を背負って町を練り歩き、町はずれの岡の上で磔になる所でクライマックスを迎えるのだそうだ。
人々はこの磔を見ようと金曜日の朝からイスタパラッパにつめかけて場所取りをするのが常なのだそうだ。ただし、と先生は言葉をつないだ。「ここにはスリも集結してくるので、十分に気をつけてくださいね」。
更に先生は最後に驚くような情報をくれた。このイスタパラッパでの磔の場面では、キリスト役の青年の手足に打ち込まれる楔は本物で、骨を砕いて打ち込まれた部分から血がしたたる様が見られるというのだ。ご丁寧にもgoogleで検索して画像を見せてくれたが何やら定かではなかった。
そんなバカな話があるもんかと、宿の女主人に聞いたら、大笑いされて「ないない。そんな事、ぜーーーーったいない」と全否定。やっぱり、歯科医の先生にかつがれたのかと思った。
しかし、更に数日後に別の日系メキシコ人に聞いたら、足は偽物だが手には本当に楔を打ち込むのだという。
うーむ。見に行って確かめたい気もする。
しかし今日、昨日飲み過ぎてうっかり寝過した事もあってイスタパラッパ行きはなくなった。通常通りに、イタリア語の勉強して、レフォルマ通りをウォーキングして、お気に入りのミチョアカーナでアイスキャンディーを食べて、再びイタリア語を勉強して終わるという一日を送った。
なので、真実はわからず。
誰か教えてください。
2013.3.30(土) メキシコ(メキシコ・シティ)
自由旅行の醍醐味
女子ドミトリーは、昨日の晩から一泊の予定で2名の女性を迎えて3人で過した。
このお二人はシティ在住の日本人を訪ねて日本からやってきた短期旅行者の方で一人は海外旅行経験は豊富だがツアーばかりの方、もう一人は海外旅行が初めてという方だった。
話しているうちに、自由旅行というのがありまして、日本人宿というのがありまして。ということになり、それでは自由旅行の体験第一弾として、サン・フェルナンド館に体験宿泊しようではないかということになった。
昨晩は折しもアレナ・メヒコという大きな会場で毎週金曜日にメキシコ・プロレス(ルチャ・リブレと呼ばれる)が行われる日でもあり、丁度、添乗員さん経験のある他の宿泊者と一緒にプロレス見学にも行ってこられた。
少しお酒が入っている事もあり、二人は興奮冷めやらぬ様子でプロレス会場での様子を女子ドミで生き生きと語ってくれた。その様子はまるで大学生の卒業旅行で来た旅行者と全く同じで、彼女たちより数歳年下である私は、彼女達のそのエネルギッシュで乙女のような反応に少なくない驚きを持って耳を傾けたのだった。
で、あらためて思った。自由旅行というのはこんなにも人に興奮をもたらすものだったのか、と。
私は自分の中で30歳くらいまでにバックパッカー体験をしていない人は、それ以降にバックパッカーのスタイルで旅をするのはほぼ無理だと経験的に思っていたのだが、この二人は私の固定概念を覆してくれて、いい意味での裏切りを楽しんだ昨日、今日となった。
2013.3.31(日) メキシコ(メキシコ・シティ)
お食事会
今夜は宿に友達が遊びに来てくれた。
歯科医である彼女がメキシコ・シティで私達がかかっている歯医者さんでの治療を見学したいということで連絡を取り合っていたのだが、見学に先だってお食事会を開こうという話になり、今日、彼氏と一緒にここに来てくれたというわけだ。
彼女からのリクエストは和食。出し巻き卵とエビの頭の唐揚げとマグロとアボガドのサラダを前菜に、メインにはチキンドラムの照り焼きを出した。これにご飯とインスタントのわかめスープ。
チキンの照り焼きについて、彼氏の方が、彼のお母さんの作るチキンのコーラ煮に味が似ているという感想が面白かったなぁ。
二人が持ってきてくれた巨大なケーキはEl Globoというパンとケーキでチェーン展開している店のだが、これがめちゃくちゃ濃厚チョコレートでおいしかった。
いやー、地元の人はおいしい店を知ってるなぁ。
ケーキはその日、宿に宿泊している人全員の胃袋に消えて行き、大人気のうちに終了した。
今日でセマナサンタはおしまい。明日からまた仕事が始まる二人は、「ちょっと早目に失礼します」と夜10時に宿を去って行った。
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