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2014年
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2月:1,2
3月:1,2,3,4
4月:1,2,3,4
5月:1,2,3,4,5
6月:1,2,3,4


2013年
1月:1,2,3
2月:1,2,3,4
3月:1,2,3,4
4月:1,2,3,4
5月:1,2,3,4,5
6月:1,2,3,4
7月:1,2,3,4
8月:1,2,3,4,5
9月:1,2,3,4
10月:1,2,3,4
11月:1,2

2012年
1-1,1-2,1-3,1-4
2-1,2-2,2-3,2-4
3-1,3-2, 3-3
5月:1,2,3,4
6月:1,2,3,4
7月:1,2,3,4
8月:1,2,3,4
9月:1,2,3,4,5
10月:1,2,3,4
11月:1
2012.10.22(月) バンコク(タイ)
平常通り

 午前中サイト更新作業、お昼ご飯はお母さんの食堂、午後作業、午後のお茶はスタバーで抹茶ラテ、夕飯はキャベツ、夜はサイト更新作業というものすごく平常通りの一日。

 まぁ、いつもと違うといえば滞在して一週間たったからレセプションにお願いして部屋の掃除をしてもらったくらいかな。なにせ安宿なのでセキュリティーが心配だから、鍵を預けて「掃除をしておいてください」と言いたくない。掃除をする人達はそんなに不安ではないのだが、掃除中で部屋の扉を開け放しにしている間に廊下を通りかかる他の宿泊客が心配なのだ。

 というわけで部屋で掃除の人を待ち、掃除の人がきたら部屋の外で部屋を監視しながら終わるのを待つということにした。これで安心。


2012.10.23(火) バンコク(タイ)
作業、唐揚げ、ウォーキング、スタバー、映画

 一番近いセブン・イレブンの手前のバス停留所前でいつもから揚げを揚げている女性がいる。朝早くから昼過ぎまで。売り切れたら買えるという商売をしているようだ。この店の唐揚げの匂いがたまらなくおいしそうだった。毎朝セブン・イレブンに朝ご飯を買いに行く度に匂いをかいでいたら、とうとう1週間経った今日、たまらなくなってお昼ご飯に買って食べることにした。

 いい匂いのもとは漬け込んだタレの醤油やにんにくの香りがフライパンからやや焦げて立ち上る香ばしい香りだ。

 ああもう。から揚げって本当に魅力的だ。日本や東南アジアだとにんにくと醤油(ナンプラーやニョクマムも)に漬けこんでから揚げた竜田揚げ。ヨーロッパだととんかつ風に衣を付けたシュニッツェルやミラネーゼ(まぁ、鶏肉じゃないけど)、メキシコに行ったらアチョテの赤い香辛料ですっぱ辛く漬け込んだ鶏肉がある。古今東西から揚げは世界中の人が色んな風に工夫して食べているんだなぁ。

 ここの唐揚げはタイ北東部のイサン地方の料理になるから一緒にもち米も売られている。スーパーで買ったキャベツを食べてお腹の中にキャベツのベッドを作ってから唐揚げともち米。いやー、おいしかった。

 でも、から揚げを食べたらカロリーを消費しなくっちゃ。ということで川向こうのショッピングモールまで歩いて帰ってくるというウォーキングを午後から実行した。

 ショッピングモール「セントラル・プラザ」に入ってちょっと冷房でクールダウンしようと1階奥まで入っていくと「Sukishi」というレストランに行列ができていた。ここはビュッフェ形式で(値段は失念。たしか800円くらいかなぁ)日本食が食べ放題というコンセプトらしい。卓上には焼き網があって焼き肉ができるし、鍋もあってしゃぶしゃぶ風も楽しめ、お寿司もある。レストラン名はすき焼きと寿司から来ているのだろうか。平日でしかもそんなに安くないのに行列ができてるのには驚いた。もしかして、私達のここでの食生活は一般的なタイ人よりも安上がりにしている?

 ウォーキングの後、スタバーで休憩して宿に戻った。から揚げ三昧したので夕飯はなし。

 夜は「食堂かたつむり」「幸福の食卓」という邦画観賞。


2012.10.24(水) バンコク(タイ)
スクンビット39

 午前中は作業、お昼ご飯は近所のベトナム麺を食べてから午後はウォーキングがてらBTSプロンポン駅近くのスクンビット39通りを散策して伊勢丹まで歩くコースを取った。

 BTSのチットロム駅から南東に向かってエカマイ駅まではほぼまっすぐBTSモノレールが走っている。このモノレールの路線に沿うように走っている道がスクンビット通りなのだが、スクンビットと直角に何本もの道がスクンビットの左右に出ていて全て「スクンビットの何番通り」という通り名になっている。

 スクンビット通りの南側が偶数、北側が奇数、チットロム通りからエカマイに向けて数値があがっているという並び方になっている。

 スクンビット39通りはプロンポン駅から北側に伸びる道の一本だ。

 目的はこの通り沿いにあるラーメン店「ばんから」の場所の確認。先日出会った旅人から教えてもらったラーメン屋だ。バンコクに駐在員の元同僚や先輩がいるという彼の情報では、在住日本人に人気が高いラーメン屋さんが「ばんから」なのだそうだ。

 39通りに入ってすぐ左手に目立つ看板は「うなぎの中村」。

 うなぎの専門店まであるなんて、さすがバンコクはすごい。夜しか営業していないそうで昼間は閉まっていたが店構えも高級うなぎ店らしいさっぱりとしたかっこいい店だった。バンコクで手に入る日本語のフリーペーパーに出ていた広告では、キャンペーン中でうな重が1500バーツだったかな(3855円)。日本の有名店並みの値段なので私たちにとって行く価値はない店だ。



 次に目に入ったのが右手にオレンジの目立つ看板の「金沢ゴールドカレー」。実際に金沢で展開しているお店が、こちらで日本風居酒屋を経営している日本人と提携してバンコクに出店したのだそうだ。

 金沢に行った事がないので、逆にここで食べられるのなら面白いかもしれない。特徴はご飯に流れていかない程濃度が濃いカレールーと、どんなトッピングでもついてくるキャベツの千切りのようだ。定番はカツカレーとオムレツカレーだそうだ。お値段は200バーツ(514円)前後だった。



 そして、次に見えてくるコンプレックスにラーメン屋が一軒入っているのをやり過ごして、その次のコンプレックスに「ばんから」ラーメンが見つかった。お隣はスィーツ、そのお隣は韓国焼き肉のお店と3軒食べも屋が並んでいた。

 お店構えからだけじゃわからないけど、麺のゆで加減や背脂の量や味の濃さを選べるようでちょっと楽しそうだ。

 さーて、いつ食べにこうようかな。



 元のスクンビット通りに戻って、そこからはいつものコースで伊勢丹までウォーキング。今日の注目はシマウマのいる祠、ペンキメーカーのプロモーションで酷暑なのにアフロのウィッグをつけさせられていたアルバイト。どうしてシマウマにしたのか。

 1時間ほど歩いて伊勢丹が入っているショッピングモール「セントラル・ワールド」付近に到着。セントラル・ワールドの向かいにあるBigCというスーパーでヨーグルトドリンクを飲んで一息。BigCもセントラルグループの傘下のスーパー。この辺り一帯はセントラルグループ財閥のお店ばかりがある。

 午後4時半近くになり、急に雨が降りそうな曇り空になってきたので、いそいでバスに乗って帰ることにした。もう乾期になったのかと思いきや、思い出したように雨がどばーっと降ってくるので油断ができない今日この頃である。



2012.10.25(木) バンコク(タイ)
ラーメンチャンピオンズへ再び

 BTSトンロー駅からスクンビット55通りを北上してSoi10に入って進むと左手に「ラーメンチャンピオンズ」と呼ばれる一角がある。華僑タイ人によるOISHIIという食品グループが日本で人気のラーメン店と提携して6軒の店を一気にここに出店した。それがラーメンチャンピオンズだ。ラーメン好きの夫の要望で、ここに足を運ぶのは今日で3度目になる。

 今日はきびというお店のラーメンを食べに来た。鶏だしベースのラーメンで、夫は鶏肉と豚肉チャーシューの乗ったもの(279バーツ、717円)を、私はトマトの角切りが乗ったものに煮玉子をトッピングして(219バーツ、563円)注文した。

 鶏の味がしっかりとしたおいしいスープで基本的にとてもおいしいと思ったのだが、1つにはトマトの量が多過ぎて鶏の旨みがかき消されてしまったこと、1つにはスープが温くてぼやけた感じになってしまっている、1つには煮玉子が茹で過ぎ、最後に麺にこしがなかったことから残念ながら満足からは程遠いという結果となった。

 あと、夫の「全部乗せ」に関しては写真に比べると肉が小さくて何か印象が違いすぎたのでメニューを取り寄せて写真を見くらべてしまったくらいだった。

バンコクでこの値段を払うのはかなり高額ということになる。期待が高すぎたのだろうか。そんなにもラーメン好きというというわけでもない私にとっては、この値段を支払うのならもっとおいしいハンバーガーがあるだろうに、ケーキセットも食べられる、焼き肉も食べたいと別の選択肢を思い描きながら期待外れのラーメンを食べさせられる。しかもカロリーが高いので無駄に太る。私にとってラーメンチャンピオンズは常にそういう場所だ。そんなにおいしいか?ここ。第一、いつ来てもお客さんはタイ人一組と日本人一組くらいしかいないじゃないか。しかし、ラーメン好きの夫はとにかくここに来たいらしい。

  「あともう一回くるな、ここに」と食べた直後につぶやいていた。ああもう、完全にラーメンの虜になっているわ。勝手にしてくださいと言うしかない。

 この私の不満爆発の気持をなだめるために夫は日本風パン屋の「中村」に私を連れて行ってデザートとしてここのパンを食べようと提案。これで大分、気持がおさまった。やるな、夫。

 ということで、ここから更に1時間ほど歩いてからバスに乗って宿まで戻り本日のおでかけは終了だ。

 夜は軽くウィスキーを飲みながら作業して就寝。





2012.10.26(金) バンコク(タイ)
映画「なくもんか」

 午前中は写真の整理、お昼ご飯はいつものお母さんの食堂でアジの素揚げと鶏レバー炒めとご飯。

 午後からマックでお茶して夜は阿部サダヲ主演の「なくもんか」を観賞。最近の日本の映画はフランス映画のアメリみたいにファンタジー絡みの映像を織り込むのをしばしば目にする。もともとアニメ好きな私達だから、こういうのは違和感がないんだろうな。

 「なくもんか」もちょっとレトロな商店街を舞台に繰り広げられる人情物。竹内結子さんが美しいままに最近どんどんおばちゃんキャラというかどなったり蹴ったりするおっちゃんキャラ部分を開拓しているのを見るのが面白い。進化して変化するのは自分においても人においても喜ばしいことだ。


2012.10.27(土) バンコク(タイ)
バーガーキングで贅沢ランチ、夜は日本のテレビ番組大会

 昼食はバーガーキングでオニオンリングフライの入ったチーズバーガーセットを食べた。フライドポテトとコーラがついて一人225バーツ(578.25円)。先進国から比べたら安いのだろうが、バンコクでこの値段の食事はレストランレベルになる。

 お客さんは肉を求めてやってくる白人バックパッカーと思われる若者が圧倒的に多い。目を白黒させながらハンバーガーにかぶりついている姿を見ると、よっぽど肉が恋しかったんだろうなぁと思われる。

 ところで、こうしたハンバーガーチェーン店のフライドポテトの味は地域によって異なる。じゃがいもが現地調達だから当たり前のことなのだが、タイ辺りのジャガイモはちょっと土っぽいというかサツマイモのちょっとした風味が混じったような芋の味で、フランスやベルギーのジャガイモとは味が違う。好みでいったら北ヨーロッパのジャガイモがダントツ。どうもタイのはおいしく感じられないなぁ。とB級グルメ批評をしながらランチタイム終了。

 午後からはおとなしく部屋で作業、途中マックにお茶しにいき、帰ってきてからは日本のドラマを立て続けに見た。「Priceless」「Resident 5」「結婚しない」「DoctorX」「孤独のグルメ」「原宿ネストカフェ」。キムタク主演のプライスレスでキムタクっていうのは何の番組に出てもどんな役をやってもキムタク丸だしなのにそれが許されている稀有な存在だと知った。心地よいハンサムだから許される。そういう地位を確立しているという点ではすごい人だ。


2012.10.28(日) バンコク(タイ)
バンコクのパンとケーキ

 ここ数年、バンコクを訪れる度にパンとケーキが浸透してきているなぁと感じる。

 バンコクの中でも特に外国人観光客が多いカオサン通り界隈には昔からパンやケーキを出す店があったろうが、最近ではカフェで焼いて出しているケースが増えてきているみたい。

 私達が宿泊する安宿もお客さんはヨーロピアンが多く1階に併設のカフェはいつも白人さんでいっぱいだ。

 今日の夕方、宿に戻ってくるとカフェの厨房の外、宿のレセプションカウンターの前にあたるテーブルで少女たちがパン生地をこねている。ふと脇を見ると焼き上がったばかりと思われるマフィンもある。おいしそうだなぁと思ってみていたら、「焼き立てだよぉ」と声をかけられて思わずその場で1つ買ってしまった。

 アツアツのマフィンはやや強力粉の粘り強さが足りないものの、コンビニで扱っている既製品に比べると値段は同じくらいなのに余計な保存料などが入っていない清潔な味がした。

 この宿のある通りではホームメイドのケーキやクッキーやマフィンを売る店が大分増えた。もっともケーキとなると1ピースで100バーツ前後もする。麺一杯が40-50バーツで食べられるのを考えると2回分食事代金というのはかなり高価な食べ物だ。

 ケーキやパンも大好きな私としては、この進化は喜ばしい。もっとレベルアップしてもっと安くなってくれないかな。


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