2014年 |
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2012年 |
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3-3
5月:1,2,3,4
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11月:1
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2012.09.17(月) ブダペスト(ハンガリー)
古着屋さん巡り
ブダペストの街を歩いていると古着屋さんが目につく。マジャール語(ハンガリー語)はさっぱりわからないけれど、雰囲気で古着を扱っている店はわかる。イギリスの国旗をモチーフにした店がいくつかあるのは、イギリスからの古着かと思いきやそうでもなくH&MやMEXXなどワールドワイドな洋服も置いてあった。
古着屋さんもそうだが、ちょっとしたアクセサリー店などショーウィンドーのディスプレーが手作り感にあふれているのもブダペストの気になるポイントだ。
まぁ、平たく言えば、がちがちにお勉強してビシーっとハイレベルになっているイタリアやヨーロッパの大都市のウィンドーと比べると、全く垢ぬけていないということになる。野暮ったいといってしまえばそれまでだが、どの国、どの街に行っても同じブランドの商品が軒を並べて同じようにウィンドーを飾っている所から来ると、個性的で面白く目に映った。
2012.09.18(火) ブダペスト(ハンガリー)
友人との再会とウォーキング
数日前、今年2月にメキシコで知り合った友人がこの宿に予約を入れてきた。今日が到着予定の日。ちゃんと来るかな?と思っていたら到着予定時刻よりも2時間くらいも早く来て驚きの再会となった。
メキシコの後はグアテマラに行ったりヨーロッパを巡ったりと忙しい日々を送っていたようだが元気そうで何より、何より。早速、ウェルカムランチということで、白菜のクリームパスタのパスタを増量してシェアすることにした。あ、あんまりウェルカムって感じになってないようで、すみません。
午後からは恒例の「10km以上ウォーキング」のブダペスト編を行うことにした。地図を見ると宿のある場所から東駅、そこからドナウ川を渡って川沿いを南下し、くさり橋から3つ目の端を渡って戻ってくると丁度12kmくらいのコースになりそうだった。
今日は写真を撮るにはあいにくの曇天だったが、久しぶりに歩くには暑すぎずに快適に歩けた日だった。帰りにスーパーに寄って夕飯の食材などを調達しているとだいたい3時間くらいかかる。午後1時に出て4時に戻ってくるというなかなかいいペースになった。
夕飯は今日来た友人と管理人のオカピーと4人でカレー。このカレー粉、ヨーロッパで買ったものだが
大量に投入しても日本のカレーみたいな味に到達しない。おまけに辛くないのでタカの爪を別途いれたのだが、それが辛いのが苦手なオカピーの口に入って彼は超ブルーモード。やれやれ。
そんな夕飯を済ませてリビングで寛いでいたら、友人第二弾が到着。彼女と会うのはかれこれ4度目。今回は偶然ではなく、わたし達がいるというのでわざわざ訪ねてきてくれたのだった。朝到着した友人とも共通の知り合いでこれでまた、メキシコでの日々の再現となるか!楽しくなってきた。
2012.09.19(水) ブダペスト(ハンガリー)
仲間がいたらシェア飯となるでしょ
メキシコ生活の再現といえばシェア飯。ということで今夜は昨日来た友人二人とたまたま遊びに来ていた音楽学生を交えてシェア飯することになった。私達もそれぞれの友人もなぜが「もう使いたいのに残っている」トムヤムクンペーストを持っていた。これで蕪やら白菜やらソーセージを煮込んでトムヤムクン雑鍋の出来上がり。どっさりとある蕪の葉っぱは友人の十八番だという油炒めになった。醤油と和風出しとかつぶしとゴマ油。ブダペストにしては貴重な素材で日本の家庭料理の一品ができた。
仕上げには私が持っていたパッタイ用の麺を投入してトムヤムヌードル。そしてデザートはマスカルポーネチーズにフランス産発酵ハチミツとコーヒーがけ。もう、めちゃくちゃなメニューなわけだが、おいしい。
2012.09.20(木) ブダペスト(ハンガリー)
ほとんど宿内で過す
天気が悪い。太陽の光が雲にさえぎられて届かなくなると、ブダペストの街は一気に冬になってしまったかのような薄暗くて陰気な感じになった。
こんな日は外に出てみても楽しくない。大きくて立派なオペラ座もそれゆえに逆に陰惨な感じがするようだし、野暮ったいショーウィンドーは冗談抜きで腹立たしく思えてくる。ハンガリーのみならずヨーロッパというのは秋がなくて一気に冬に入って、それが長く続く。「住むには全くもって忍耐力が必要な場所だと言える。」とオーストリア在住の日本人の友が語っていたが、少し曇ってきただけでその気持が痛切に伝わってくるのだった。
ということで、午前中の大半は日記の更新作業や、今後の移動に関してのフライトチケット調査などに費やし、午後からは日本のドラマ「息もできない夏」を見た。主人公は武井咲(たけいえみ)さんという若い女優さんだ。とっても可愛いのに大人の雰囲気を持っていてこれから楽しみだなぁ。
2012.09.21(金) ブダペスト(ハンガリー)
快晴でウォーキング
午前中は日記更新、エアーチケットの調査を行い、お昼ご飯には昨日の蕪と肉団子のクリーム煮の余りを使ったパスタを食べ、久しぶりの快晴とあって午後からはウォーキング。初回のウォーキングの時は曇っていて何もかもが薄墨を流したような景色だったのに、今日は光輝いて美しく見える。太陽光線でこんなにも違って見えるものかねぇ。ブダペストは天気のいい日に観光しましょう。って感じだ。
東駅 |
フルーツ・野菜屋さん |
美しい庭園の向こうに国会議事堂 |
国会議事堂をドナウ川越しに見る |
ところで道中に気になる彫刻があった。左の写真の岩の上にお尻をついて両手をあげている少年の彫刻だ。
これ、前回のウォーキングした時には正面を向いていたのに、今日は横を向いている。
どういうタイミングで動くのだろうか?夫が少年の足をつかんで回そうとしても全く動かない。おかしい。一体、いつ、誰が回すのだろうか。
何だか気持悪い。
2012.09.22(土) ブダペスト(ハンガリー)
ちょっとしたお祭り、夜はお好み焼き
午前中はいつものように日記の更新作業などを行っていたが、途中からこの夏にドライブしていた時に聞いていた曲が知りたくなってネットで探ったら、Top-40-Charts.comというサイトが見つかった。
いろんな国の選んだ時期のトップ40のポップスがわかるチャートで試聴もできる。これによってさくさくと曲名とアーティスト名がわかった。ついでに気に入っていた曲の歌詞をグーグル翻訳で英訳してみて意味も把握。本当に便利な世の中になったもんだなぁ。
因みにフランスでヒット曲を流しているラジオ番組「Virgin Rradio」やイタリアのヒット曲番組「RTL102.5」のサイトに行くとオンタイムでラジオが聞けてしまって、フランスやイタリアでドライブしていた時と同じ環境になるからすごい。ただし、イタリアのヒット曲番組は気が付くと曲よりも出演者がしゃべっている時間が長い気がしてあまりBGMにならない。
こんな事をしていたら、あっという間にお昼近くになってしまった。
お昼ご飯の食材を買いがてら宿の外に出てみると道路が封鎖されて屋台が出て文字通りにお祭り騒ぎになっていた。ハンガリーの建物はスペインのとちょっと似ていて各部屋が中庭に面しているので、表の喧騒から隔絶されていて外の様子がさっぱり伝わってこないので、時に外界に出てびっくりいということがあるのだ。
お祭りはオペラ座があるアンドラシュ通りと途中から直角に革命広場に向かう大通りを使ってT字に広がっていた。オペラ座付近はパントマイムや演劇集団の屋台、その先は自転車メーカー、革命広場への道にはバスの歴史とトヨタのハイブリッドカーがあり、車の安全に関するパネルなどがある。
全部見てまわったが、最後まで何がコンセプトのお祭りなのかさっぱりわからなかった。しかし、面白い展示物や変わった食べ物屋台に出会えて、思いの外長居してしまった。
変わった形の自転車 |
伝統的お菓子らしい。多くのお店が出ていた。
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オペラ座 |
ハープ演奏者の後ろでパントマイムする女性 |
どこかの地方の伝統料理らしい。おいしいがヘビーだった。 |
見るからに伝統的な歌と踊り。これは良かった。 |
シートベルトの耐久性を実感する子供達。ビミョーな表情がいい。 |
着ぐるみ相撲大会。これは人気を集めていた。 |
夜はハンガリー在住のKさんの主催でお好み焼き大会。Kさんがどっさりシーフードを入れてくれてリッチなお好み焼きだった。デザートはEさんの手作りケーキでビシーっとしまる。Eさんはチェリストなのだが、彼女の使っているチェロの13歳のお誕生会という趣旨だったというのを、このケーキを食べながら知った。洒落た会だったのね。今から思えばEさんにもっとおねだりしてチェロを弾いてもらうんだった。でも、この日一緒に食事をしたのがほぼ初めてで、私たちもまだ緊張気味だったので会はしめやかにお開きとなった。
2012.09.23(日) ブダペスト(ハンガリー)
ショッピングモールの「アレーナ」
ブダペストの西駅の近くに巨大ショッピングモールのアレーナArenaがある。以前にも行った事があるのだが、ファッションに関心を持っていなかった時期で全く洋服を見ていなかった。ということで新たな目を持って再度モールに行ってきた。
Peek & cloppenburgというデパートとイギリス系スーパーのテスコTesco、有名テナントにH&M、ZARAなどがあり、家電量販店のサターン、映画館、レストランも入っているこのショッピングモールは、日曜日の今日ともなれば、おおぜいのブダペスト市民がつめかけてファミリーランド兼デートスポットになっているのは世界中で同じ現象だった。
世界的チェーン展開を計っているアパレルショップはどこでもほぼ同じ価格で販売するという方針らしく、H&MもZARAもハンガリーの物価から考えると安くはない。デパート内のブランド品も同様で、一体、こんな価格の洋服を誰が買えるのだろうかと思うのだが手にとって見ている人は少なくなく、H&Mなども買っている人が見られた。思えば町中でBMWのXシリーズやベンツも走っている。資本主義の波にうまく乗って富を得た人はハンガリーにも存在しているってことだ。
夫が最近気に入っているザラをのぞいてみると、イタリアやフランスでも見た商品もあればハンガリーで初めて目にする商品もあった。ザラは国ごとに商品展開を細かく変えているみたいだ。ハンガリーの男性服はどちらかというと渋い色合いでデザインもオーソドックスな路線が多く、イタリアの明るく細身で洒落たカラーパンツみたいなのはない。だからだろうか、店内がズドーンと暗く重苦しく感じられる。逆にこういうのを見慣れているとイタリアのザラに行ったら浮ついて買いたい気分にならないんだろうな。
同じショップを異なる国で見るというのは、お国柄が知れて面白い体験だった。今年訪れた国のザラから選ぶなら、イタリアのザラが一番好みだったな。
結論からいうと、アレーナに入っているブランドはフランス、イタリアでも買える。しかもあちらの方がもっと安いということで、私達にとってはあまり利用価値がないことが判明。テスコの食料品の中には一部町中のスパーSparより安いものやスパーにない品揃えがあって利用する価値はあることが判明した。
宿に戻るとオーナーからお留守番を依頼された留学生のMちゃんと飼い犬のスヌースがいた。これが初めてのスヌースとの出会い。人懐こいスヌースが一挙手一投足を見守ってくるのがめちゃくちゃ可愛かった。
ラタトゥイユにハンガリーらしくサワークリームをかけて赤ワインを添え、Mちゃんと談笑しながら夕飯を食べた。Mちゃんは獣医学生。アメリカの大学で獣医学を学んでいたが途中からとちらに編入してきたのだそうだ。以前から獣医を学ぶ日本人学生がこの宿に出入りしているのは知っていたが、今回のMちゃんの話でどういういきさつで来たのかがわかった。
スヌースを飼うのも獣医としてのお勉強になるそうだ。Mちゃん、頑張ってね。
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