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2014年
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2月:1,2
3月:1,2,3,4
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2013年
1月:1,2,3
2月:1,2,3,4
3月:1,2,3,4
4月:1,2,3,4
5月:1,2,3,4,5
6月:1,2,3,4
7月:1,2,3,4
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9月:1,2,3,4
10月:1,2,3,4
11月:1,2

2012年
1-1,1-2,1-3,1-4
2-1,2-2,2-3,2-4
3-1,3-2, 3-3
5月:1,2,3,4
6月:1,2,3,4
7月:1,2,3,4
8月:1,2,3,4
9月:1,2,3,4,5
10月:1,2,3,4
11月:1
2013.2.11(月) イタリア(ミラノ)
ついに雪景色

 昨日の晩からやたらに冷え込むと思っていたら、朝、窓の外は雪。先週、常夏のカンクンに旅立っていたら出会えない景色となっていた。

 朝食を食べにキッチンに行くと、ブラジル人の若い女性が子犬のように喜んで「ああ、早く外に出たい!」とおおはしゃぎ。雪のない国から来た人の興奮ぶりもついでに見る事ができた。

 昨日、こんな事になるとは思ってもいなかったので外出していない私たちは、もう運動したくてたまらない。こんな大雪の日だが防水ウィンドブレーカーを着て地下鉄で数駅離れたリストランテ・サバティーニまでお昼ご飯を食べに行ってきた。こんな悪天候にもかかわらず客席がほぼ埋まっている。この店は本当に人気なんだなぁ。ただし、お得なお昼のランチセットは、英語で「ドゥ―ユーハブ ランチメニュー?」とかいっても英語がわからないふりをされて高いアラカルトを勧められる。イタリア語ができる子のふりをして堂々と「ケコザ アヴェーテ オッジ ペル メニュー プランツォ?」(今日のランチメニューは何かしら?)とでもかますと渋々イタリア語でプリモとセコンドの内容を説明してくれる。ここまでたどり着くとプリモピアット、セコンドピアット、そして最後にエスプレッソがついて席チャージもとられずに10.5ユーロのランチセットにありつくことができるのだ。ま、今回は一緒に行った大学生がランチをとり、私たちはピザ1枚とアラカルトからオッソブッコの煮込みとミラノ風リゾット(18ユーロ)を注文したんだけどね。いあー、旨かった。

 ランチ後はブエノス・アイレス通りの店を冷やかして宿まで戻ってきた。一段と雪景色になる町並み。今、ミラノは最高潮に冬って感じだ。


2013.2.12(火) イタリア(ミラノ)
雪でもパッピニャーノ

 雪が降ってもパッピニャーノって開催されてるんだなぁ。というわけで、恒例のパッピニャーノ再び。さすがに店舗数は通常の半分にも満たない数だったが気に行った厚手ストッキングがまたもやみつかって3ユーロで購入。パッケージのレトロ感、そして商品名「黄金の夢Sogno d'oro」も何だかソフィアローレンちっくで気にいった。

 今日は地下鉄1日券を買っているので、ここから夫の長袖シャツを見にDecathlonへ。お洒落に目覚めてからDecathlonで衣類を買う機会がめっきり減った。今日もよく考えたらカーディガンを持っているじゃないかと気付いて何も購入せず。

 しかし、寒い。雪が降っているんだから当たり前だが寒い。

 そうだ、こんな時は肉だ!

 ということでドゥオーモのマクドナルドでハンバーガーセット。肉の力は素晴らしく体が温まった。しかもバンコクと同じくらいのセット料金なのにバンコクより大きい!ヨーロッパでは救世主だなぁ。

 そして今日はモンテナポレオーネ通りとその裏手のスピーガ通りを散策。超一流のブティックが軒を連ねているこの通りを歩く楽しみはショーウィンドーの素晴らしさもさることながら、センスのいい人を見かけることができる事だ。今日も素敵な人々を見かけることができて楽しい。ま、因みに私たちはファッションよりも防寒優先で中綿パンツにユニクロのダウンジャケットという、洒落た人が目を剥く格好だった。あはは。


2013.2.13(水) イタリア(ミラノ)
ミラノで買ったコートを着て女子心を知った夫

 朝、昨日の晩におしゃべりで盛り上がった日本人旅行者をお見送りしてからイタリア語学習に午前中を費やし、お昼ご飯を食べにポルタ・ロマーニャ近くの気に入っている食堂、オステリア「Giulio pane e ojo」へ向かった。

 相変わらず全く英語を話す気配がなく、メニューはウェイターが個別に傍らで「口頭」説明。イタリア語がよくわからない私達には難易度「激高」なわけだが、それでも行くのは、結局何を食べても外れがなく10ユーロだってことだ。今日もたっぷりとした食堂ランチを頂いて帰った。


 因みに今日の夫は、今回のミラノ滞在でZARAで7割引き近くで買った黒いコートを着ていた。こういうのを着ると人の購買意欲は弾みがつくようで、昼食後に見たシスレーで去年見て「いいなぁ」と思っていたジャケットを最終バーゲン価格の半額で発見。ほとんど気持は購入モードだが今晩寝かせて考えることにした。が、先日見かけたZaraのマフラーはもう買う事を心に決めたそうで購入。なんか物欲番町みたいになってきている。夫もようやく「女子の気持」がわかってきたようだ。ふっふっふ。

ランチメニューの羊の炭火焼とじゃがいも。

新しいコートでポーズ。

晴れ渡った!

gromのジェラート。最近、大阪でも出店したそうだ。


2013.2.14(木) イタリア(ミラノ)
夫ショッピングの日

 極寒のミラノでも夫のショッピング熱はメラメラと真夏の太陽並みに燃え上がっていた。

 朝ご飯から「やっぱりカンペールの靴もバーゲン値段で買っておくべきじゃないか」という命題に取り組み、午前中はドゥオーモ近くのトリノ通りにあるカンペールで靴を購入。

 引き続きブエノス・アイレス通りのシスレーに移り、昨日見たジャケットとそして新たに発見したニットジャケット2着を購入。メーカー名の入った紙袋を提げた姿はまるで憧れの小奇麗短期旅行者のようではないか!やれば、できる。私達も。

 それにしても夫のコート、靴、ジャケットなど4点購入で定価で買ったよりも300ユーロくらい安く済んだ。航空券の買い直しで10万円の損をしたけど、ここでちょっと取り返したというわけだ。

 昼は宿で自炊。午後からはコインランドリーで洗濯。コインランドリーで洗濯ができあがるまでに見かけたイタリア人は3組。一人者のじいさんは暖かくて無料の場所でビールを飲みたくてちょっと立ち寄ったようだ。2人目の大きな犬連れの奥様は自宅には洗濯機があるのだろう、犬用の布団や布のおもちゃを洗濯機につっこんで出ていった。これにはちょっと苦笑。洗濯機のない奴は犬と一緒の扱いってこと?3組目は刺青した男と美人系妻と乳飲み子。大量の洗濯物を2台にわけて洗濯し始めると子供に乳を含ませ始めた。夫との会話の内容はわからないけれど、そのしゃべりっぷりがいかにもイタリアの庶民という感じで面白い。ここに座っているだけでイタリア人のいろんな人々を見る事ができた。


2013.2.15(金) イタリア(ミラノ)
ポルタ・ロマーナでもメルカート発見!

 ポルタ・ロマーナで見つけて数回訪れているGiulio pane e ojoという食堂には実は他4軒の姉妹店がある。うち2軒がGiulio pane e ojoのすぐ近くにあるとわかって、今日はその中の1軒Abbotegaに行くことにした。同じ10ユーロセットだがワイン1/4瓶がついてくる。

 最初に来たパスタは度肝を抜くサフランの黄色、入っているローストビーフの柔らかくて甘味のある事!

 メインのスモークサーモンはオレガノがびっしりかかっていてハチミツベースのソース。

 どうやら、こちらの店はちょっと実験的な前衛のイタリア料理をだすようだ。おふくろの安定した味を求めるならojoの方がいいが、写真映えするのは圧倒的にこっちだ。実際、働いている地元民はojoに詰めかけている。

 そしてランチ後に地下鉄に乗ろうとポルタ・ロマーナ(ローマ門)近くのクレーマ通りVia Cremaとそれに交差するサン・ロッコ通りVia San Roccoに市が立っていた。パッピニャーノに匹敵するような規模。またミラノでの楽しみが増えてしまった。










2013.2.16(土) イタリア(ミラノ)
親子仮装祭りの日

 前回、雪で出店数も少なかったパピニャーノの市は、その欲求不満を晴らすかのように多くの人が暴力的とも思える熱心さで洋服をひっくり返して買物にいそしんでいた。私達も負けじと洋服をひっくりかえして超花柄のベネトンジャケットや歌舞伎町チックなベルサーチのベルベットのジャケットなどを試着だけして堪能した。

 お昼ご飯をプリンチで食べようとドゥオーモまで戻ってくると、ドゥオーモ前広場は鉄柵で仕切られて、中には思い思いのコスチュームをまとった親子がたくさんいて、紙吹雪をちらしたりスプレーを人にふきかけたりしている。どうやら今日は、ヴェネツィアの仮装パーティー風のお祭りをやっているらしかった。

 ミラノはヴェネツィアやフィレンツェに比べると観光というよりはビジネスの町でとりすましている雰囲気があるが、今日はちょっと観光地っぽくって面白かった。

 地下鉄に乗って宿のある駅まで戻ってくると、これからドゥオーモでの祭りに参加するのだろうかコスチュームを来た人々が大勢いた。その中に南米ボリビアの民族衣装、ギャザースカートにシルクハット、肩にレース編みのストールをかけた女性がいた。こんな場所であのボリビアの衣装を来ているなんて!なぜか懐かしいような気持がして笑いがこみあげてきたのだった。


2013.2.17(日) イタリア(ミラノ)
安宿でも料理は楽しい

 今日は特にでかける用事もなく、そんな気分でもなかったので、一日中をほぼ宿で過した。

 キッチンも人が少なかったのでオッソブッコ(子牛のすね肉)を買ってきてトマトや野菜で煮込んでみた。ちょいちょい火をとめながらだが2時間くらいも煮込んだだろうか。骨の髄も溶けだして肉も柔らかくなっておいしい煮込み料理となった。

 夕方にチェックインしてきたボーイッシュなイタリア人のティーンエージャーも鼻をひくひくさせて「いい匂いだねぇ」と言ってくる。

 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノに合わせて食べれば、安宿でも大満足の夕食だ。


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