> 詳細内容
2014年
1月:1,
2月:1,2
3月:1,2,3,4
4月:1,2,3,4
5月:1,2,3,4,5
6月:1,2,3,4


2013年
1月:1,2,3
2月:1,2,3,4
3月:1,2,3,4
4月:1,2,3,4
5月:1,2,3,4,5
6月:1,2,3,4
7月:1,2,3,4
8月:1,2,3,4,5
9月:1,2,3,4
10月:1,2,3,4
11月:1,2

2012年
1-1,1-2,1-3,1-4
2-1,2-2,2-3,2-4
3-1,3-2, 3-3
5月:1,2,3,4
6月:1,2,3,4
7月:1,2,3,4
8月:1,2,3,4
9月:1,2,3,4,5
10月:1,2,3,4
11月:1
2013.3.4(月) メキシコ(カンクン)
ありそうでない、絶好の日

 2月から4月にカンクンを訪れると、ビーチが南北に20kmほど続くホテルゾーンと呼ばれるエリアの波が高いのに多くの人が驚く。私を含め日本人には、カリブ海の青い海は、すなわち波の穏やかな海という連想があるようなのだが、ここカンクンでその期待は裏切られる。

 ところがまれに、今日のような日が訪れる。

 期待通りの青い海、雲ひとつない空、そして穏やかで波のない日だ。こんな日こそ、ビーチにゆっくり寝ころんで肌を焼き、暑くなったら緩やかな波間に身をくぐらせて火照りを沈めるという夢を描くのだが、こういう日に限って海水浴の支度をしてきておらず、ウォーキングしながら横目でこの海を通りすぎるしかないのだ。

 あーあ、残念。

 滞在中にこんな日が再びくればいいな。


2013.3.5(火) メキシコ(カンクン)
日本人の気質

 干しダラのリゾットを作ろうとレシピをインターネットで探してみた。

 まずは日本語で検索していたのだが、イタリアのことはイタリアに聞いた方がいいんじゃないかとイタリア語で検索し始めた。

 いくつかの料理サイトでレシピは見つかったのだが、どうにも大ざっぱな手順で外国人の私には細かい部分でわからない所が多い。

 それではと英語のレシピで検索すると、私が見てさえ「それはイタリアの本場のやり方とは違うだろう」と思われる手順で書かれていて、どうにも信用できない。

 そこで、再度日本語で探してみると「何種類もの本場のレシピを見くらべつつ研究した結果のレシピ」というのを挙げてくれている主婦の方がいて、かゆい所に手の届く表現で非常にわかりやすかった。

 ということで干しダラずばりのレシピじゃなかったけど応用して作ったら、かなりおいしくできあがった。

 日本料理が世界で何番目に人気があるかという議論はさておき、日本は一般人の料理に対する情熱の平均値が高いと感じる。追求、マニアック、オタク的な日本人気質と料理は合致するもんね。かくいう私も、料理に関してはオタク化傾向にあると自認しつつある今日この頃。で、何か問題ございますか?


2013.3.6(水) メキシコ(カンクン)
アメリカ人の夢のお食事

 カンクンのホテルゾーンをウォーキングしていると、しばしばレストランの広告看板が目に入る。中でもステーキレストランの広告はステーキそのものの写真を使っている場合が多く、ステーキのビジュアルはアメリカ人の心をワシヅカミにする力があるんだなぁと思いながら見ている。

 ところで、そのステーキの写真なのだが2つの共通点がある。1つは最上級の部位「フィレ」を使っていること。もう一つは海老が添えられていることだ。アメリカ人にとって海沿いのビーチリゾートでステーキを食べるなら「海老付き」が夢のお食事ということなのだろうか。「ステーキ・アンド・シーフード・プラッター」ってのはファミレスの最上級のメニューだったなぁとかつてファミレスでバイトしていた頃が思い出されて、私的にはくすりと笑える。もっとも、日本のファミレスはアメリカの影響を受けているから当然なんだろうけどね。

 この看板を見て早くも週末のお食事はこれをやってみようってな話になってきた。さーて、週末は夢のステーキプラッター、メキシコ版だ!


2013.3.8(金) メキシコ(カンクン)
「まほろ駅前番外地 第9話」(ネタばれ)

 テレビドラマの話になってしまうが、今回のクールは木曜日と金曜日が面白い。「最高の離婚」と「まほろ駅前番外地」というどちらも瑛太が主演のドラマなのだが、彼の演技力もさることながら脚本が面白いなぁ。

 今回の「まほろ」の第9話は、瑛太が扮する多田の営む「多田便利軒」に若い女性がやってくることから始まる。依頼内容は元彼が新しい恋人にあげた婚約指輪を取り返して欲しい、というものだった。そもそも彼女のお金で買った婚約指輪なのに他の女に渡される事に怒り爆発なのである。

 すったもんだの末に依頼人の女性は自ら指輪を何とか取り返したのだが、「取り返し作戦」のドタバタ中にその指輪を飲みこんでしまう。で、体内から出てきた指輪を「う○こ」ごと箱につめて新しい女の家の玄関に「指輪、返します」というメッセージとともに置いておく。元彼と家に戻ってきた新しい女は、その箱を開けて「ぎゃーおおおお」っと叫ぶ。その頃、多田便利軒の事務所では依頼した女が、「今頃、あの女はぎょぉえええええええって叫んでいるだろう」とその場面を何度も再現しながら、多田らと爆笑するのだった。

 というお話。まさにこれは、現代のイソップ物語ともいえる秀逸さを感じたねぇ。つまり、問題解決に際する俯瞰力の問題。渦中にいると物事が見えないから必死に固執するのだが、ズームアウトしている私達視聴者から見たら、相手の男はちんちくりんの中年の薄はげのおっさんだし、新しい女は超アホたれだし、そういうのを相手に奮闘することはコメディ以外の何物でもない。でも依頼している女にはその事が見えない。ただただ、自分の彼氏と指輪を取られた悔しさだけに集中してしまっている。

 で、う○こを相手に送るという究極の方法が出てきた。この最高にバカバカしい方法を自ら行うことで、依頼した女性はぐーんと高みにあがって物事を客観的に見る事ができるようになったという話だと解釈した。

 薄々問題がある事に気づいていてもやめられない場合は、いっその事、その事や気持を究極まで進めてバカバカしい壁に突き当たってみると一気に俯瞰力が付くという経験は私も少なからずしたことがある。一度そういう形で俯瞰できる事がわかると、違う物事に対しても俯瞰力をつける想像だけで俯瞰できるようになるものだ。

 じゃぁ、と夫が言う。自ら苦しい思いをしなくとも、この「まほろ」の第9話を見れば俯瞰力をつけて現在の問題を解決できる人がいるんじゃないかと。確かに1を聞いて10を知るタイプなら可能かもしれない。あるいは一度そういう目に会った人なら思い出して応用できるかもしれない。しかし、一般的な人はこのエピソードを見て自分の問題に置き換える事は難しいんじゃないだろうか。やっぱり自ら「う○こを送る」まで行って初めて俯瞰力が養われるのがメジャーだとわたしは思う。

 このドラマの教訓は「う○こを送って俯瞰力をつけよう!」。さて、皆さんはどう見るか?


2013.3.9(土) メキシコ(カンクン)
週末ステーキプラッター

 週中で計画した通り、今夜はアメリカンドリーム的ステーキ・アンド・シーフード・プラッター、メキシコバージョン。

 要はステーキの上にアボガドのワカモレソースをのっけて、脇に海老のソテーを添えただけだけど、侮るなかれ、この3つを口の中に放り込んで食べると得も言われぬ旨みとなった。

 フィレがなかったのでリブアイにしたが、こちらのリブアイはサッパリ目なので丁度いい。前回のリブアイは火を入れ過ぎて固くなってしまったので、今回は強火で20秒ずつ火を入れてから、火をとめて15分。サーモンピンクにやわらかく仕上がった。

 世界的有名ガイドブック「ロンリープラネット」ではちょっと値段の高いレストランやホテルの紹介をする時に「たまにはindulgeもいいのでは?」という表現がしばしば出てくる。indulgeを辞書でひくと「満足させる、甘やかす、喜ばせる」。「自分へのご褒美」みたいな風に聞こえる。

 週末は私達にとってはインダルジな日。昼からピザとビール、夜はステーキとワイン、デザートを頬張りながら旅人と会話を楽しみ、満足。


2013.3.10(日) メキシコ(カンクン)
サルサレッスン3回目

 今日はサルサレッスン3回目。

 といっても常に初心者コースだから、内容はほとんど前の週と変わらない。

 でも、今日はよかった。今までとは違ってクルリと回るターンのステップを教えてもらえたからだ。クルリと回るとぐーんとサルサが上達した気がした。

 サルサは4拍子2セットの8拍で1つの動きという考え方。最初の4拍「1234」で男性が回って、次の4拍「5678」で女性が回るというのが今日の最終目標だった。

 今日はちょっと難しいらしく、どうしても人のを見て回るから「34」くらいから回り始めちゃう男性が多かった。そんな時に先生は、足を踏みしめて自分の足音を耳で聞いてリズムを体に刻め込めという指導方法をしていた。

 これ、語学学習と共通するところがある。今流行っている英語学習教材のスピードラーニングも主にヒアリングを鍛えていく方法だと思うが、耳から入る情報というのは潜在意識に直結していくんだろうと思う。このダンスレッスングループのやり方は本当に素晴らしい。できるだけ通ってみたい。


Copyright (C) 2008 World Mover All rights reserved