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2014年
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2013年
1月:1,2,3
2月:1,2,3,4
3月:1,2,3,4
4月:1,2,3,4
5月:1,2,3,4,5
6月:1,2,3,4
7月:1,2,3,4
8月:1,2,3,4,5
9月:1,2,3,4
10月:1,2,3,4
11月:1,2

2012年
1-1,1-2,1-3,1-4
2-1,2-2,2-3,2-4
3-1,3-2, 3-3
5月:1,2,3,4
6月:1,2,3,4
7月:1,2,3,4
8月:1,2,3,4
9月:1,2,3,4,5
10月:1,2,3,4
11月:1
2012.03.24(土) メキシコ・シティー
和食三昧

 メキシコ・シティには大きな和食食材店が2軒ある。そのうちの一軒「山本」は特に在住日本人に人気が高いというので先週の日曜日の午後に行ってみると、ガラーンとしていて、ご主人の山本氏に商品が入荷する土曜日に出直してくるように言われたのだった。

 そして待つ事6日間。お昼前に山本に到着してみると、前回とは違って日本人のお客さんが次々にやってきていて、そんなに広くない店内はすぐにも一杯になっていた。

 土曜日の日本人が狙っているのは、まず朝一番で入荷してくるという日本風のパン。メキシコのパンは中力粉を使っているので「ひき」が弱い。対して日本風パンは強力粉を使っているので伸びのある生地になっていた。私達はチョココロネとアンドーナツを購入。

 次の狙い目は刺身。この日は海がしけて魚が少なかったというが、タイ、マグロ、鮭が出ていて、タイとマグロを購入。ねっとりとした感じはあまり冷凍せいだろうか?とてもおいしい刺身だった。

 そして12時過ぎに入荷してきたのが揚げたてのコロッケ。昨今の日本のように既製品のマッシュポテト粉末を溶かした味ではなく、本当のじゃがいもをマッシュして作った昔のお肉屋さんの味がするコロッケで、これは買って店頭で食べてしまった。

 ほかにもデップリとした冷凍うなぎのかば焼きも(2500円くらいしたけど)購入。こちらも後日、白ワインと醤油と砂糖でたれをかさ増ししてフライパンで温めて、うな重にして食べたが、肉厚でとてもおいしかった。

 もう一軒の「みかさ」は品揃えが豊富で店内付属の魚屋も魅力的だが、山本の土曜日のラインナップは日本人の心をとらえる工夫が色々とされている。ということで土曜日は山本に足が向かってしまうのは、日本人としては当然だと思われたのだった。


2012.03.23(金) メキシコ・シティー
のんびりとしたデモ

 ビジネス街のレフォルマ通りでは、よくデモが行われている。大抵は20人から30人などという規模で何かを訴えてプラカードを持って歩きまわっている。

 今日のは機動隊も出ていてちょっとゴージャスなデモだった。スペイン語で書かれているプラカードなので意味がわからないのだが、集まっている面々は、髪の毛をさかだてたパンクの兄ちゃんと姉ちゃん、レズビアンとゲイのカップル。うーむ。一体、何を主張したいのだろうか?

 でも、物々しい雰囲気はなくて、なんだかのーんびりとした昼下がりのデモだった。


2012.03.22(木) メキシコ・シティー
ようやくイタリアの宿が決まるか?

 イタリアでの宿を探してあちこちに連絡する中で、あるイタリア人女性から部屋があるので連絡してくれというメールが来たのが数日前。英語とイタリア語でメールしていたのだが埒があかないので、とうとう電話をしてみたのが昨日だった。

 メールに英語が記載されていたので、てっきり英語が話せるのかと電話したらいきなりイタリア語でまくしたてられてビックリ。「ノ、ノン・カピート、ノン・カピート(イタリア語でわかりませんという意味)」と言えば言うほどに怒涛のイタリア語を浴びせられた。おおお、イタリアだ。電話の向こうにイタリアが見える。気分は愉快だったがさっぱり意味がわからないので、とりあえず英語でメールを見てくれと連呼し、相手が根負け(?)して「オッケー、オッケー」という所で電話を切ったのだった。

 しかし、明けて翌日の今日、ちゃんとメールが来ていて料金や期日の事もとんとん拍子で決まり、こちらからパスポートのコピーをメールに添付して送るようにという指示が来た。とうとう決まるか?


2012.03.21(水) メキシコ・シティー
facebookの力

 私がfacebookを始めたのは約1年前、ここメキシコでだった。昨年、今いる宿で知り合ったメキシコ・シティ在住の男性とは、この1年間、料理の話でずーっと盛り上がってきた。

 私が訪れた先々で撮影した食べ物の写真をfacebookに掲載すると、彼は細かくコメントを入れてくれて、それに私が返答して。facebookは肩肘はらずに時間と空間を超えておしゃべりができる事を実感してきた1年でもあった。

 それに加えて、今夜は「メキシコ・シティにいるので会いましょう!」という私の彼へのメッセージを受けて、その男性がフラーっと宿まで遊びに来てくれてリアル世界での再会となった。これは嬉しい。

 facebookがなかったら、こんな風に再会するようなコミュニケーションを1年間に渡って取り続けるのは難しかっただろう。facebookに関しては、ネットの世界に埋没してリアル世界での交流ができなくなるという事を懸念する人もいるようだが、リアル世界でのコミュニケーションをより豊かにしてくれる事もあるんだと実感した日だった。

2012.03.20(火) メキシコ・シティー
マグニチュード7.4

 お昼近くにソナ・ロッサという繁華街を歩いていたら、足元の1m四方の道路のタイルが浮いてきて互いにガチガチと打ち鳴らされている。

 な、なんだ、なんだ。

 突然、地面が隆起するようなフワフワする感覚に驚いて上を見上げたら、信号機が異常な程揺れていて、その後ろのガラス張りの新しいビルもゆっさゆっさと左右に揺れている。こんなに揺れるビルを「生」で見たのは初めてだった。


 ソナ・ロッサの界隈はオフィス街。各ビルからは番号のついたプラカードを持った人に従って、ビル内で働いていたと思われるスーツ姿の男女が整然と団体で出てきて、辺りの道路は大混雑になったが、誰もパニックになっているわけでもなく、案外、メキシコ・シティの人は地震慣れしているという印象を受けた。

 そもそも湖だった場所を埋め立てて町を造ったという経緯があるメキシコ・シティは地盤がプリンのようになっていて、地震が起こると日本人の震度の感覚以上に揺れるのだそうだ。今回、まさにそれを実感した地震だった。

 町中で多少タイルがはがれ落ちたような場所があったが、そういう場所はすぐに工事中のような囲いがされていたし、信号が停電で動かなくなった場所には警官が出て交通整理をしていたし、地震が起こった時の都市機能の回復マニュアルがしっかりしているようなのには、本当に驚いた。

 それにしても、揺れが激しい。メキシコ・シティに家を買うのは勇気がいるよねぇ。


2012.03.19(月) メキシコ・シティー
歯医者の治療

 今日のメインイベントは歯医者の治療2回目。私の治療は1回目で終了したので、今日は記録者に徹した。

 夫の治療は軽くオペとなるために、こんな風にオペ用の上着を着用。「せっかくだから、この格好で写真を撮りますか?」と先生にうながされてパチリと一枚撮影。

 先生は相変わらず研究熱心なようで、治療の合間にも最新の歯科治療の話も入ってくる。

 歯の治療で「楽しい」という表現は似つかわしくないのだが、ここでは「楽しかったなぁ」という気分で帰る事が多い。


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