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《スプリット》 Split

2009.07.14 黄さん(左)とそのお友達

 スプリットのCro Paradiseというバックパッカーに珍しくアジア人の中年男性がいたので話してみると、台湾から12人でやってきた旅行者だという。中でも英語が得意な黄さんが話し相手になってくれたので聞いてみると、12人は台湾の学校の先生とそのお友達という集団だった。どうりで年齢がバラバラだと思った。

 黄さんは自分達が体験したクロアチアの情報だけでなく、台湾の見所も教えてくれて話が盛り上がった。ここで台湾の人と出会うと懐かしいというか親近感が沸く。彼女達の旅はもうそろそろ終わり。今頃は生徒達にクロアチアの写真でも見せているんじゃないだろうか。


 
《ザダル》 Zadar

2009.07.29 平井さん一家

 ザダルの旧市街のインフォメーションにいたら日本人女性が入ってきた。おや、珍しい。久しぶりの日本人に「一緒にお茶でもしましょう!」と話しかけると駐車場で彼女を待つご家族を引き連れて戻ってきてくれた。

 平井さんの旦那さんはフランスの日本人学校で数学の先生をされていて、夏休みを使って家族でフランスから車でやってきているんだそうだ。主にキャンプ地でテント生活しているということでクロアチアのキャンプ場情報などを聞くことができた。大智君と岳君兄弟は日本で生まれたがフランス育ちでフランス語もできちゃうバイリンガルに育ちつつある。のびのびとしている2人を見ているといい家族だなぁというのが伝わってくる一家だった。駐車場からわざわざ引き返してお茶に付き合っていただいて、本当にありがとうございました。


 
《ラブ島ムンダニエ》 Rab Island, Mundanije

2009.08.13 Esen一族

 ラブ島で滞在した家で一緒だった2家族はドイツに住むアラメア人。初めて聞く民族だったが、アラメア人はイエス・キリストがいた時代にキリストの周囲にいた人だそうだ。彼らが信仰しているのがキリスト教の中でもオーソドックスという名前であるというのもそれらしい。

 どうしてこんな話になったかというと、彼らと一緒に食事をするという話になった事に端を発する。彼らの顔立ちは彫りの深い中東あるいはトルコ人のような顔立ちなので、豚肉を使った炒飯を提供しようとした私は一家の主に食べられない物がないかどうか尋ねてみた。「別にないなぁ」という彼に私が更に「どんな肉でも大丈夫?」と聞いて彼がピーンと来たのだ。自分がイスラム教徒かもしれないと思われている事が。

 食事の席で「僕達は実はキリスト教でね」と始まり、アラメア人、そしてオーソドックスの話になったというわけだ。今は家の主の2世代前からドイツに住んでいて一族80人くらいがご近所に集まってくらしているんだそうだ。

 宗教や育った環境はキリスト教かもしれないが、彼らの人懐っこさはアラブの人々を思い出させた。住んでいた家がちょっと変わった作りで、私達の部屋とキッチンは共有の廊下を経ないと行けない構造だった。面倒なのでキッチンも部屋も扉を開けっ放しにしておいたのだが、この家族は通りかかる度にキッチンに入り込んであーだこーだとおしゃべりをしていく。彼らが先に出て、次にロシア系ドイツ人が入ったのだがキッチンに入ってくることもない。ちょっと寂しさを感じた。


 
《ザグレブ》 Zagreb

2009.09.02 清水明美さん

 ザグレブの宿で出会った清水さんは世界一周中の元看護師さん。もともと旅好きだった清水さんは、世界中にあちこちいるお友達を訪ねながらの旅で世界一周が初めての海外旅行という人とは一味違う体験をしているようだ。

 世界一周券を使っていないので計画はとてもフレキシブル。アフリカに行きたいということなので、アフリカのサファリに適した季節について話をしたら即アフリカ行きを決定。3日後にはチケットを購入という決断力には驚いた。これからアフリカ、そして南米と世界一周珠玉の大陸での見所が待ち受けている。旅を終えた清水さんにもう一度会ってみたいと思った。

 

2009.09.03 エファさん

 ザグレブの宿で出会ったエファさんはまだ学生。新聞社に就職が決まっているということで、これから社会人になる夢と希望に向かってのエネルギーが炸裂している感じが良かったなぁ。

 とはいえ、今回の旅ではスロヴァキアのブラチスラバから飛行機に乗ろうと空港に行ったら、利用しようとしていたSky Europeが倒産して飛行機が飛ばなくなってしまい、急遽予定を変更して陸路でクロアチアにやってきたというアクシデントにもあっている。こういう格安航空会社はつぶれてしまってもIATA加盟会社のように他の航空会社へ振り替えというのがないために、自分で代替の交通手段を手配しなくちゃならないんですよね。こんな事がありつつも旅を楽しんでいるエファさんとは、近所の学食に行ってご飯食べたりして楽しいひと時を過ごしたのだった。


 
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