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2010.07.23
灼熱のポンペイ遺跡で6時間半観光 Vol.3
いよいよ最後の一群になる。
前のページの52番の羊毛洗浄屋の界隈は、もらった小冊子の解説には出ていないが絵が残っている場所がいくつかあった。
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オクタヴィウス・クアルティオの家。中庭の噴水とフレスコ画。(上の地図55) |
オクタヴィウス・クアルティオの家。木が生い茂って池のある庭を作り、田舎風にするのが流行だった。(上の地図55) |
貝殻の上のヴィーナスの家。家の名に由来する壁のフレスコ画。(上の地図59) |
貝殻の上のヴィーナスの家。ヴィーナスの絵の右側のフレスコ画も生い茂る植物と鳥の美しい絵画。(上の地図59) |
20,000人収容の円形闘技場。紀元前70年頃に建設。現存する円形闘技場の中では最も古くて保存状態のよいものの1つ。ここでグラディエーターの試合が行われた。57年にポンペイのファンとノチェラ?Noceraのファンの間に暴動が起きて、10年間の使用停止処分を受けたが62年の大地震でこの処分は解かれた。(上の地図60) |
円形競技場のそばにブドウ畑がある。調査によって79年にはここに既にワイン用のブドウが植えられていたことがわかった。今ここで作られているブドウは「Villa
dei Misteri(秘儀荘)」の名前で販売されている。 |
ってなわけで、見落としも多少あるものの解説書片手に一応最後まで見学がし終わった。見学して楽しかったというよりも、正直、やっと見終わったというマラソンを終えた達成感のような物の方が強かった。
しかし今、こうして振り返ってもう一度解説書を読んでみると、歩いていた時には読み飛ばしていた面白いエピソードなどが見つかる。かなりハードだけれど、頑張って一応ほぼ全てを目にしているので、こういう解説も「ああ、あそこはそうだったのか」と思いだせるのが楽しい。
午後3時12分に最初に入ったマリーナ門に到着してポンペイ遺跡観光終了。いやー、見応え充分すぎる遺跡だった。
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