温かい飲み物を出す店。(上の地図68) |
温かい飲み物を出す店。店の奥から撮影。(上の地図68) |
記念門。帝国一族を祝して建てられた門。(上の地図69) |
悲劇の詩人の家。家の名前は、演劇シーンのリハーサル場面のモザイクがあったことからきている。(上の地図22) |
「悲劇の詩人の家」はむしろ、この建物入り口の床の犬のモザイクが有名だそうだ。犬の下には「犬に注意」と書かれている。ポンペイの他の家でもよく見られるモザイク。このモザイクのアイディアは後に文学作品でも使われていて、ペルトニウス作「Satyricon」では主役が大きな籐(あるは杖?)の絵画に驚いて死ぬという場面がある。(上の地図22) |
「小さな噴水のある家」の中庭。フレスコ画の壁と中央にモザイクと彫刻で飾られた噴水がある。(上の地図18) |
「小さな噴水のある家」の玄関を入った場所はアトリウムになっていて、各部屋はこのアトリウムに向いて扉がある。アトリウムをつけるスタイルは客人にこの家の持ち主の社会的ステータスも示す意味で、よく使われたそうだ。屋根はアトリウム中央に向けて傾斜し、雨が降ると屋根の水はアトリウム中央の池に落ち、そこから貯水槽に貯められて利用できるようになっていた。(上の地図18) |
パンサの家。これもアトリウムスタイルの家だが、先ほどの「小さな噴水のある家」と比べるとかなり広い敷地を使っている。(上の地図23) |
「温かい飲み物を出す店」と「水飲み場」はこの後も頻繁に見られた。「ちょっと一杯いかが?」のポーズで楽しみましょう。水飲み場には大変に助けられた。最終的には飲むだけでなく頭から水をかぶって頭を冷やしながら観光を続けた。 |
パン屋さん。大きな石臼が並び、今でもピッツェリアで見られるような石窯が見られる。(上の地図24) |
石窯。こんな立派な石窯ならさぞや内部温度が高くなるだろう。 |
サルスティオSallustioの家。そう呼ばれているのはファサードにその名前があったからだが、1806年にA.Cossius
Libanusの名の入ったリングが発見されてリバヌス氏の家だったと今では考えられている。紀元前3世紀建設。この家は後に上の階も増築されて宿屋になったようだ。(上の地図25) |
サルスティオSallustioの家の裏手の中庭の壁に描かれているのは「アクタエオンが女神ディアナの犬に攻撃されている図」だそうだ。 |
この界隈は住宅街という感じで、道の両側に家が並んでいる。この道にわだちがある。何度も重い荷物を荷車で運んで石に溝ができているのだ。 |
外科医の家。この家から検査用精密機器、婦人科系ピンセット、カテーテル、外科用メスなどが出土したことからこう呼ばれている。紀元前3世紀建築。(上の地図26) |
エルコラーノ門 |