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2011.10.25
バリ島周遊計画
インドネシア:バリ島、クタ

 バリ島のクタビーチに到着して3日目にして、ようやくこれから約1ヵ月のおおまかな周遊プランができあがった。

 手法としては、たくさんの資料全部にざーっと目を通し、地図にツアーで訪れている主要な観光地を書きこみ、中から興味のある場所をピックアップ。更にツアーにはないがロンプラで面白そうな場所を書きこんだ。次にその場所に行くために拠点となる宿泊所と宿泊所からその観光地までの交通機関を調査。そして、1つの宿泊所から別の宿泊所までの交通機関の調査。宿泊所の宿の候補の見当。これだけ行うのに2日くらいかかってしまった。エネルギーを消耗する作業だけれど、これをやっておかないと後から勉強不足を悔やむことになるし、この作業をしておくと地名や土地勘がつくので車の運転手などから何か提案があった時に臨機応変に計画を変更したり、値段交渉も基本的な距離と金額が頭に入るので無駄にぼったくられる失敗を減らせる(相手も色々プロだから失敗は皆無にはならないのだが)。何よりもその土地に親しみが沸いてくるので、この作業は嫌いではない。

<参考にした資料>
・ロンリープラネット(バリ島・ロンボック島、英語、2011年版)バンコク古本屋で購入
・英・日本語フリーペーパーと旅行代理店のツアーパンフ。バリ島空港のバゲッジクレーム手前で大量に入手。

 ロンリープラネットは細かい情報まで書いてあるのはいいのだが、観光の人気度合いや優先順位の基準になる指標が一般の指標とは異なるために、思いっきり優先順位がついている旅行代理店のツアーパンフとの組合せが丁度いい。

 まず、おおまかにバリ島ではどんな見所があるとされているのか、地図で紹介したい。


 クタのすぐ南に空港があり、通常はクタ周辺(レギャン、スミニャック、サヌール、ヌサ・ドゥア)が観光客の宿泊地となるだろう。ツアーパンフレットを見るとこのバリ島南部を起点に1日のツアーで遠くは北部のBから南部Iまでをカバーしている。B観光の起点になるLovinaまではバリ島南部から車で3時間で行ける距離だからだ。しかし、私たちの場合は@のように通常のツアーでは行かない場所に行こうとしている事もあり、拠点を変えながら周遊して観光することにした。また、ツアーパンフに頻繁に出てくる名所でも公共の交通機関がない場合は前回既に訪れていることもあり、行かない事にした。

観光内容 私たちの拠点 備考
@ ムンジャンガン島スノーケリング Pemuteran 通常のツアーでは行かない
A バンジャールBanjarの温泉 Lovina(Kalibukbuk)
B 早朝イルカ見学 Lovina(Kalibukbuk)
C 3つの湖
バリ島で一番広い棚田(Jatilwih)
ハイキング
通過
D バトゥー山登山で朝日を見る
温泉
キンタマーニ高原の風景
行かない 早朝登山と温泉は英語パンフのみ掲載。日本人向けツアーにはなかった。
レンタカーの車上荒らし多し(ロンプラ)
E ウブド村内観光
テガララン(棚田)
ティルタウンプル(泉の湧出る寺)
グヌン・カウィ(ロンプラお勧め寺)
ゴアガジャ遺跡(洞窟っぽい寺)
ブサキ寺院
マス村(木彫りの芸術作品)
その他、近郊の村
Ubud ツアーでは他に、フツーツマーケット、コーヒー農園、エレファントサファリ、バティックの村などに行っている。
F タマンアユン(寺)
タナロット(断崖絶壁の寺)
行くならクタから ツアーでは夕方にタナロットの夕景を楽しみダンスを見たり、ディナーという流れ
G ルンボンガンLembongan島 行くなら
ルンボンガン島泊
日帰りなら高速ボートで往復350,000ルピー(US$38.88)、島滞在時間3時間。
スローボートはいずれの方向も朝便しかないので宿泊せざるをえない。片道120,000ルピー(US$13.33)。
バリハイ(*)は高速ボート日帰りUS$82-95。(*)海に浮かぶポントゥーンを拠点にスノーケリング、ビッグスライダー、バナナボート乗り放題、朝午後のティータイム、ランチなどが付いたツアー
H タンジュン・ベノア近辺で
スノーケリング
亀センター訪問
行かない ロンプラのスノーケリングお勧めスポットでもないので特に興味なし。
I ウルワツ(断崖絶壁の寺) 行かない ここも夕方訪れて、その後ケチャックダンス観賞や、ジンバランというシーフードが有名な町でシーフードディナーというのがツアーの流れ。

 次に拠点間の移動は考察だが、公共の交通機関を利用するのはとても不便な事になっていることが判明。ベモという乗り物はあまり長い区間を走る路線がなく、乗り換える町では行き先によって異なるターミナルを設置していて、ターミナル間が2-3km離れている場合が多かった。結局ツーリスト向けのシャトルバスを利用するしかないんだなぁ。タイ南部と状況が似ている。
クタ(バリ島)
@<kuta>---Bemoという乗合バス---<Denpasar Tegalターミナル>---2km Bemoあり---<Denpasar Ubungターミナル>---Bemo---<Singaraja Sukasadaターミナル>---3km Bemoあり---<Singaraja Banyuasriターミナル>---Bemo---<Permuteran>
A<kuta>--シャトルバス150.000ルピー---<Lovina>---Bemo---<Permuteran>
Aを採用
プムトラン(バリ島)
@<Permuteran>---Bemo おそらく一人Rp50,000約500円---<Lovina>
A<Permuteran>---ホテルのトランスポーテーションサービスRp200,000/car約2千円---<Lovina>
@を採用
ロヴィナ(バリ島)
@上記クタ→プムトランの逆走とほぼ同じ。ロヴィナはプムトランとシンガラジャの間にある。
A<Lovina>---シャトルバス 金額は不明---<Ubud>
ウブド(バリ島)
@<Ubud>---BemoRp10,000---<Gianyar>---Bemo料金不明---<Semarapura>---Bemo料金不明---<Padangbai>---パブリックフェリーRp30,000---<Lembar>---Bemo---<Tembowong>---チャーターボート往復Rp250,000---<Gili Gede>
A<Ubud>---シャトルバスRp50,000---<Padangbai>---パブリックフェリーRp30,000---<Lembar>---Bemo---<Tembowong>---チャーターボート往復Rp250,000---<Gili Gede>
B<Ubud>---シャトルバスRp50,000---<Padangbai>---パブリックフェリーRp30,000---<Lembar>---ホテルの送迎サービス---<Gili Gede>
ホテル送迎サービス料金確認の上、決定
ギリ・ゲデ(ロンボック島近くの島)
@<Gili Gede>---チャーターボート往復Rp250,000---<Tembowong>---Bemo料金不明---<Lembar>---BemoRp5,000---<Mataram>---Bemo---<Senggigi>
A<Gili Gede>---宿の送迎サービス---<Lembar>---BemoRp5,000---<Mataram>---Bemo---<Senggigi>
ホテル送迎サービス料金確認の上、決定
センギッギ(ロンボック島)
@<Senggigi>---Bemo---<Bangsal>---20人集まったら出発するパブリックボートRp10,000---<Gili Trawagan>
A<Senggigi>---Bemo---<Bangsal>---チャーターボートRp180,000---<Gili Trawagan>
B<Senggigi>---ツーリスト向けPermaボート一人Rp100,000---<Gili Trawagan>
@が面白そう
ギリ・トラワンガン(ロンボック島近くの島)
@<Gili Trawagan>---ツーリスト向けシャトル便一人Rp160,000---<KutaあるいはUbud>
ウブドあるいはクタ(バリ島)

 こうして表を埋めてみると、なかなか行きづらい場所もあるから途中で面倒になってやめてしまうかもしれない。が、そうなったら変更がきくのが自由旅のいい所だ。考えながら、人と会って情報を集めながら進んでいく。久しぶりのそういう旅になりそうで、なんだかワクワクしてきた。


 
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