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2011.10.23
クタで宿探し
インドネシア:バリ島、クタ

 久しぶりにバリ島にやってきた。最初の時は日本からのパッケージツアーでヌサ・ドゥアの高級ヴィラにご宿泊する大枚はたいての1週間旅行。お食事はホテルで昨日は和食、今日はフレンチ、明日はプール沿いでファッションショーを見ながらと豪遊し、どこかに行く時は全てツアー。一度だけ自分たちでタクシーを拾ってクタビーチに行ったのが唯一の冒険という旅行だった。車で連れまわされたので、一体どこに行ったのかという記憶があまりない。ただただ、ああ、贅沢で楽しかったなぁという旅だった。

 あれから十うん年。今回の旅はCP(コストパフォーマンス)追求の自由旅行スタイルだ。今回は空港を一歩出た所から軽くパンチをくらった。

 バリ島の空港に到着して建物を出ると、プリペイド式でタクシーチケットを購入してクタビーチに行くことになる。ここまでは予習済みだったのだが、クタビーチでも安宿が集まっているポピー2通りに行きたいというと6万ルピー(約6.66ドル)だと言われた。そう言っているおっさんの後ろに料金表が張ってあって、クタまで4.5万ルピー、クタの中心部まで5万ルピーと書いてある。6万はおかしいと指摘すると、ポピー2はクタでも空港からより離れた北部になるので6万だという。

 あー、始まった。この明らかに嘘をついているのに悪びれていない態度。こういうのは自由旅行でしか味わえない「醍醐味」だ。キタキター!

 とも思ったのだが、この日、朝2時半に起きて6時のフライトに乗ってきて眠くて仕方ない私としては100円で争う気力がわかない。はい、はい、はい、はいと支払った。ここで1ポイント負け。

 そして更に・・・。乗ったタクシーの運ちゃんはクタ地区を南北に走るレギャン通りの南端の「ベモコーナー」と呼ばれる場所で私たちを降ろして去って行ってしまった。土地勘がないので現在地を把握しておらず、指定した道路よりも400mも南で降ろされたことがわかった時には既にタクシーは走り去っていたのだった。はい、ここで2ポイント負け。

 いきなりインドネシアの洗礼を受けてからの宿探しとなった。この国は自由旅行で来たらかなり注意を払わないといけないんだなぁと100円で判らせてくれたタクシー業界の方にお礼を言わなくては。

 タクシー関連に比べたら安宿はまだ人がよくて、この日はこれ以上イライラすることはなかった。

 目指していたのはTaman Ayu2という安宿。レギャン通りからポピー2通りに入って150mくらいのルバック・ブヌサリ通りをJl Lebak Benesari200mくらいだろうか行った左手にある宿。13万ルピーでダブルあるいはツイン一泊、ホットシャワー、朝食付だった。結局、我慢できる清潔さでここが一番安かったと思うが、ネット環境がないので他にないかもっと探す事になった。

 バック・ブヌサリ通りのこの宿にたどり着く途中の右手にある宿では10万ルピーでダブルあるいはツイン一泊、ホットシャワー、朝食、無料Wifi付き、4泊で一泊9万ルピーまで落とすと言われたが、かなり古くてシャワールームも薄暗くて汚らしい感じだったので却下。

 ロンリープラネットに掲載されている宿はレギャン通りからポピー2を50mほど入った左ガン・ブドゥグルGang Bedugul通り100m先を右折して入る小路沿いに多く、17万5千が最低ラインで、ダブルあるいはツイン、ホットシャワー、朝食付という所ばかりだった。建物は安宿といってもある程度美しい。25万を超えるとプールが付いていたりする。ネット環境はない。

 結局、現在はレギャン通りからポピー2通りに入って最初のサークルK(右側)から2軒ほど先のTaman Mekarという宿に宿泊している。ここはダブルベッドとシングルベッドのある部屋で(3人寝られる)、ホットシャワー・トイレ(ペーパーあり)、朝食(コーヒーとバナナホットサンド)、1階ロビーでWifi無料という条件。部屋の前のベランダ兼通路にはテーブルと椅子があり、ここで朝食を摂る。最上階に物干し場があるので洗濯ものが干せる。

 部屋や建物の美しさ、広さはロンプラ掲載の17万5千から20万レベルにひけをとらない。しかし、エアコンの棟とファンの棟が非常に接近して建てられて狭苦しい感じがあり、プールもないことからこの値段になっていると思われた。バンコクから一緒に飛んできたアメリカ人カップルは、バンコクの出発時間が朝6時なので飲み明かして一泊浮かしてきたという節約タイプの人たちだったが、彼らもまたここを選択していたから、コストコンシャスな人には好まれる宿だと思う。

 レギャン通りをもっと南下するとポピー1通りというのがある。ここに入って150mくらい行くと右折する路があり、その左に「Taman Ayu」という看板が出ている。ここで右折してしばらく行った左手に「Taman Ayu1」があり12万だった。「Taman Ayu2」の方が少しきれいそうだったが1も悪くないようだった。

 とまぁ、初日歩いて見て回った感じはこんな風だった。


 
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