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2010.05.04
サマナ半島ラス・テレナスの東側ビーチ
今日は快晴。東側のビーチに行ってみよう。
宿から出て道路を渡った向こうがすぐにビーチになっているという最高のロケーションだ。右(東)に向かって歩いて行くとPunta
Ponyという少し海に突き出した砂州がある。その界隈がプラヤ・ポニー。Punta
Ponyに波を遮られたプラヤ・ポニーはとても穏やかで遠浅な白い砂浜のビーチでゆっくりするには最適の場所だった。
宿の目の前のビーチもなかなかきれい |
プラヤ・ポニーになるとより砂が白に近くなる |
海の中の藻が波で揺れて巨大な蛇のようになる |
気持ちいいだけ、しかし暑い |
この浜辺で持参したサンドイッチをパクついていると、小舟が次々にやってくる。どうやら近所の漁師さんが魚を持って戻ってきているようだった。時刻は12時45分。聞くと、大抵このくらいの時間に戻ってきてここで魚を販売しているのだそうだ。やがてとても大きな魚を一匹積んだ一艘は、皆に魚を見せびらかせた後、魚を乗せて再びどこかに行ってしまった。きっとあれは高く売れるレストランや魚屋に持って行くのだろう。ここで売られているのはそういう人が取り扱わない雑魚のような小さめの魚が多かった。30cmくらいで300gくらいの魚を指さしていくらか聞いてみたら150ペソ(US$4くらい)という。魚屋で大型のシーラという魚の切り身が1パウンド(500g弱)で190ペソといっていたのでちょっと高いなぁという値段。おそらく観光客には高めにふっかけて交渉で安くするつもりだろう。でも、ここで長期滞在してなじみになったらどんどん安く売ってくれそうな予感がする。鮮度は目を見る限りとても良かった。
午後2時半近く、いよいよ暑くなってきたので海に浸かったりしながら更に東側へと散策をしてみることにした。まずはプンタ・ポニーという砂州の岬の先がどうなっているか見てみよう。プンタ・ポニーの先は割合に波が高く岸からすぐに深く砂がえぐられた場所だった。だから水の色が岸から少し離れると濃いエメラルドグリーンになって岸にぶつかる波頭の白と浜辺のヤシの木がとても美しい風景を作りだしているが、波の荒さが怖い感じで誰も人が海に入っていない場所だった。ちょっと岬を隔てただけでこんなに風景が変わるから面白い。
ここから先はいくつかの湾を形成しているのだが、新しい湾に入る度に少しずつ砂の色が変化してそれに伴って海の色が変わってくる。ベージュから白っぽくなり、白とベージュが波打ち際に並行して走ったり、とても遠浅でじゃぶじゃぶと腰までつかりながら湾を横切れるような場所があったり。変化に富んで面白い散策だった。やがてカイトサーフィン教室をやっている場所まで来た。教室っといってもかなりアドバンスクラスのようで皆すいすいと走っているしターンの時には高くジャンプする人もいて、見ていて楽しい。ウィンドサーフィンよりは簡単で力が楽なんじゃないかと思うのは見ているだけの気楽さから来る感想だろうなぁ。
ラス・テレナスから東側へはどこまでもまだ行けるようだったが、後戻りできなくなりそうなので帰ることにした。帰りは砂浜ではなく並走する舗装道路を伝ってきたのだが、この辺りは高級ホリデーアパートの分譲用の物件の建設ラッシュらしく仕上がりの看板の裏で大勢の人が工事現場で働いていた。確かにこの海の美しさならまだまだ人を呼べそうだけど、これが全部埋まった暁に海がきれいに保たれるのかどうかが疑問だなぁ。頑張って美しさをキープしてほしいと願いながら歩いていた。
こうしてラス・テレナスから1時間東に向かって歩いてみたが、西側よりも変化に富んでいるし水もきれいで泳ぎたくなる所が多いのは東側の方だった。砂はやっぱり白い方が好みだな。海の色も青くてきれいに見えるしね。
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