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2010.05.02
最上級のパブリックビーチ、ラグーナ・ドミニカス
ドミニカ共和国:バヤイベ

 4月28日にバヤイベに到着してすぐバヤイベのパブリックビーチに行くと、プエルト・プラタなどドミニカ共和国北辺には見られないカリブ海色の海があってかなり興奮した。しかし、私達がバヤイベに来たのはお隣のドミニカス・アメリカナスのビーチを訪れるのが目的であった。というのもガイドブックでのほめ方が尋常ではないと感じたからだ。

 ドミニカス・アメリカナスは高級ホテルが並ぶ区域で、中級ホテルもここのビーチの質の良さからか最低でもダブルルーム一泊でUS$50かかる。比べて隣のバヤイベにはUS$20で宿泊できる簡易な宿がみつかったので、バヤイベ拠点にドミニカス・アメリカナスを訪れようと思ったのだった。

 歩いて行けたらいいなぁと思っていたが、やはりそれは遠すぎるようでグアグアというミニバスでグル―っと内陸をまわって行くようだ。運賃は一人20ペソ(50円)くらいだから、時間とミニバス運賃をかけてもまだバヤイベに宿泊した方が安くあがる。

 そして29日についにドミニカス・アメリカナスを訪問。最初は様子がわからなくてViva Wyndaham Dominicus Beachというホテルが見えた所で降りてしまったのだが、パブリックビーチへの入り口はこのホテル沿いにずーーーーっと左に歩いていってホテルの敷地なりに右にまわりこんだ所だったので、グアグアで行く時はこのホテル前で左に折れて街中をずーっと走って次に左折する手前で降りるのが一番近い。お陰で29日はドミニカス・アメリカナスの街中を(といってもメインロード1本で1kmもないだろう)ずっと歩いて観察することになった。

 目の前がビーチになる巨大ホテルViva Wyndaham Dominicus Beachのすぐ裏手の道は車が入れないレストランと土産物屋通りになっていて、バヤイベじゃぁ1軒くらいしかお目にかからないセンスのいい土産物屋が連なっている。レストランはもう値段を聞くのも嫌になるだろうと聞かなかったが、一軒だけ運転手さんや地元のお店で働く人が集まっている食堂があって聞いたらランチが一人100ペソ(250円くらい)。これはバヤイベよりも安くてヒットな店だった。

 この通りのもう1本内陸側がグアグアなど車が通る通りで、小規模のアパートホテルが並んで真ん中あたりにスーパーが1軒あった。

 ホテルすぐ裏手の土産物屋の軒先に「部屋を貸します」という看板が出ていたので、さっそく声をかけると目の前の土産物屋の2階から上がアパートになっていた。2ベッドルームの部屋は先進国並みの装備で新しくて設備も素晴らしい。が2ベッドルームも必要もないというと別の場所に1ベッドルームのアパートがあって月US$900だということだった。この後に行ったサマナのラス・テレナスのアパートホテルの月相場がUS$400-500というのを考えるとかなり高いが、ここの海を考えるとこの値段もうなずけるものがあるなぁ。因みにアパートを開発して賃貸しているのはイタリアの会社だった。ここにはイタリア人が多く集まっているようでイタリア人滞在者も見かけた。サマナのラス・テレナスにフランス人が2000人も住んでいるのとは対照的だ。

車の通るメインストリートは住宅街みたいな感じ

メインストリートとホテルの間の小道にレストランや土産物屋がある

右手の黄色い建物が2ベッドルームのアパート

やっとホテルの敷地が終わって、この道の先がビーチだ

 こうしてスーパーの位置や値段チェック、アパートの相場を知り、安くご飯を食べられる場所をみつけながら進むと、巨大なホテルの敷地が右手に続き左手は野原になってしまった。そしてホテルの敷地を囲う壁沿いの道がようやく右に曲がれる場所に来て、まっすぐに進むとパブリックビーチにたどりつけたのだった。このホテル、ドミニカス・アメリカナスの町の幅と同じだけ、いやそれ以上の幅の敷地を使っていることになる。ふー、凄い。

 道の先に見えてきたビーチは昨日のバヤイベの記憶を吹き飛ばす勢いの最高の色合いだった。


 結局29日に初めて訪れてから、5月1日、2日と3回もこのビーチに通って目的通りドミニカスのビーチを堪能したのだった。このパブリックビーチの入り口にはラグーナ・ドミニカスと書いてあるから、それが正式名称かもしれない。

 3回行ったうち1日が一番天気が良くて週末ということもあってローカルもたくさん来て楽しい雰囲気だった。このパブリックビーチから左手には他の5つ星ホテルがありホテルが建てた灯台の形をしたバーの先にも勝手に入ってはいける。しかし歩いた結果パブリックビーチの区間の方が海中に岩や海藻もなく美しく見えるのだった。3回訪れたビーチのスナップを紹介したい。

灯台型バーからこっちがパブリックビーチ。バーの向こうに行っても誰にも注意されなかったがこちら側の方が魅力的だった。

パラソル200ペソ、、チェアー100ペソ(250円くらい)

この色に魅了されない人がいるだろうか?

この日は雲が多く水の色はやや緑がかる。雲の形がいい感じ。

ドミニカ共和国家族定番のクーラーボックス持ち込み。

午後3時頃から子供連れが繰り出してきた

あっという間に幼稚園かという程、ちびっこだらけ

週末を楽しみに来たのか、超ハイテンションで嬉しそう

午後3時、どんどんと人が増えておおにぎわいの週末

 首都サント・ドミンゴからラ・ロマーナまで2等バスで2時間、そこからグアグアで20分のこのビーチは首都から一番安くリーチできる最上級なビーチだと言える。人が多いのは苦手という人も大丈夫。平日は嘘のように人がいないからだ。最初に訪れた4月29日は平日で昼ごろは誰一人泳いでいないので、ここは泳いでは危険な区域かと疑ったほどだった。



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