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2010.04.18
プラヤ・ブエブリートで海水浴
到着時にはあまり芳しくなかったお天気が回復しつつある。宿の前の川も落ち着きを取り戻し茶色い泥水からグリーンの澄んだ水になってきた。
ということで、今日も晴天。カナダ人のディアナを誘って宿から一番近いビーチに行ってみよう。といっても、ここは山の中なのでまずはRutaという乗合タクシーに乗ってビーチの入り口まで一人20ペソ(50円くらい)で連れて行ってもらう。
Ruta Munoz(ムーニョ村方面乗合タクシー)は基本的に4分に1回、お客がいようといまいと出発することになっているらしいが、どうも見ているとそんなに頻繁には走らせていないようだ。しかし、ここは始発なのでかならず車が待機していて今日のように3人もお客がいればすぐに出発してくれる。いつ来るかわからない田舎のバスよりはずっと気が利いている。
10分ほど乗ってビーチ入口に到着。ここから5分も歩いたら土産物屋が並ぶプラヤ・プエブリートに到着だ。ここはオールインクルーシブのリゾートホテル客用ではなく地元用のパブリックビーチなので地元民が多い。今日は風が強くて波も高め、ベージュの砂を巻き上げてやや海が濁って見えるがまぁまぁ水質がきれいで、泳ごうかという気になるビーチだった。
ここから東西にずっとビーチが続いている。左手に行くほど町に近づくので右手に歩いて行ける所まで行ってみることにした。
プラヤ・プエブリートを東方向(右方向)に進むと引き続きプラヤ・ドラダになる。違いは海沿いにリゾートホテルが立っているかどうかだ。ディアナはプラヤ・ドラダのビーチチェアで寛ぐ観光客の中に、カナダから来る時に同じ便だったカナダ人夫婦をみつけ「ちょっと挨拶してくるね」と別行動になった。
私達は引き続き歩く。小さな岬のような砂州が堤防になってパブリック・ビーチよりも波が小さい分、砂が巻きあがらずに水が澄んでいるのがプラヤ・ドラダの特徴だった。それにしてもパブリックビーチからずっと、足の裏に当たるふわふわとした砂の感触が気持ちいい。この砂の感触は期待していた通りのカリブ海という感じだ。この辺りになると地元民は一人もいなくなり白人が多い観光客だらけとなる。
砂州のような岬の手前には柵があり、一応入れるがプライベート感を出している場所になった。誰にも止められないのをいい事に、そのまま入って見学することにした。
今までのホテルよりも更に高級感のあるホテルがいくつか並んでいる地域で、海はさらに遠浅で静かになっていた。しかし、期待していたドミニカ共和国の海のイメージには遠い。もっと美しいじゃないんだろうか。
この後、プエルト・プラタを離れて国の南側のラ・ロマーナ近辺やサマナ半島を巡って確信した。プラヤ・ドラダはこの後に訪れた美しいビーチに比べると劣る。
見学を終えてこの区域を出ようとした時に、警備員にオールインクルーシブホテル宿泊客の腕に巻かれるリストバンドがないと入ってはいけないと忠告を受けた。出る時に忠告してくるのは偶然だったのか、粋な計らいだったのかわからないけれど、プラヤ・ドラダのプライベートビーチの現状が見られてよかった。
最初に出会ったパブリックビーチは午後2時過ぎから、週末ということもあって地元民がどんどん押し寄せ始めた。家族連れ、友人連れで鍋に料理を入れて持ってきたり、クーラーボックスに大量にビールやラム酒をしこんできている。やがて、ビール瓶やらラム酒を入れたコップを持って海に入り始める人が出始める。結構、波が荒いので海水が中に入ってしまうのだが、そんな事はおかまいなし。週末に海の中で酒を飲む。これがドミニカ人庶民の最上の休日の過ごし方みたいなんだなぁ。面白い。
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