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2010.04.17
市内観光〜ガレリア・デ・アンバー(琥珀ギャラリー)
今日は土曜日。朝一番に銀行で空港のATM機に飲み込まれたカードを取り戻すことができて一安心だ。
せっかく町まで出てきたのでガレリア・デ・アンバーくらい見物して帰るか。ドミニカ共和国は琥珀が有名らしく、プエルト・プラタにはこのギャラリーの他に博物館があり、首都サントドミンゴにも確か博物館があったはずだ。黒いガラスのはまったギャラリーの入り口には礼儀正しい感じの青年がいて入場料金25ペソ(約63円)をお支払いくださいという。支払って中に入ると、彼もいっしょに入ってきて、薄暗いギャラリーの中でいくつか丁寧に説明してくれるのだった。
琥珀っていうのは樹液がとても長い時間をかけて固まったものだったのですね。なーんにも知らなかった。中に虫や小さな爬虫類が入ってそのまま固まってしまった物などが展示されていた。でもまぁ、入場料金に見合う展示内容という感じで採算は取れているのかと不安になるようなギャラリーだったが、下の階が葉巻やママフアナという独特の飲み物や琥珀やラリマールという石の土産物屋になっていて、なるほどここでがっつり売るわけですねと納得したのだった。にしてもジュエリー類もデザインが古くさいし、他のお土産物もあまりセンスがなく欲しいと思わせてくれない。もっと頑張らないと、プエルト・プラタのお土産業界!
植民地風な家が並ぶプエルト・プラタの町並み |
アンバー・ギャラリーの入り口 |
小さなトカゲが入っている琥珀 |
ラリマールという石 |
ママフアナ。木のかけらやハーブが入っていて
ラム酒やワインを入れて飲むらしい。強壮剤だって。 |
葉巻製造実演。ふんふんと見ていた夫は写真を撮りまくってから
「私はタバコをすいませんから」とにべもなく断っていた。 |
ここから海沿いの道はマレコンと呼ばれる通りだ。マレコンはスペイン語の辞書でみると「防波堤」という意味らしい。大抵海沿いの道はアヴェニーダ・マレコンってことになっている、この国は。プエルト・プラタの海は生活排水で汚れていて誰も海に入っている人はいない。みんなもっと町から離れたプラヤ・ドラダから西に続くパブリックビーチに行っているようだ。プラヤ・ドラダ側の方がややきれいだが、オール・インクルーシブのホテルがあったりして地元民は遠慮しているようなのだ。
マレコンを歩いて5分ほどでスーパー・シレーナに到着。前回よりももう少しドミニカ共和国らしい一品でお昼ご飯とした。プエルト・プラタの中心部はとても狭く余裕で歩いて見てまわれる。というかほとんど見どころはないといってもいいくらいなので、これ以降に観光らしいことをすることはなかった。
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