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2009.11.21
ナイトマーケット〜ショルダーバッグ
ラオス:ルアンパバーン

 ここ数日、夫が「私も町歩き用のショルダーバッグがあった方がいいのではないかなぁ」と呟くようになってきた。必要のないものを買う事のない夫は、必死に用途を考えて「下着用の袋がもう取替え時だからなぁ」「貴重品ショルダーの上袋としても利用できるしなぁ」とぶつぶつ。

 でも本音はパリの街を「ぐるぐる模様」のショルダーバッグで闊歩したいということらしい。

 夫が撮影するナイトマーケットのスナップショットは日に日にバッグの写真が多くなっていった。ナイトマーケットに登場している魅力的なバッグ達をご紹介する。

グルグル模様を大人っぽく配置

もう目が回りそうなくらい色々な柄がある

民族衣装の生地を使った古着風バッグ

他にも真ん中のボタンの花が鶏になった物あり

本命はこれだったが翌日には売れてなくなっていた

持ち手のボンボリ飾りだけ別売りもされている

通常顔なしが多いが、この気持ち悪い表情に惹かれる

上左と似ているがグルグルが目立ちすぎる

 昨日の初めてナイトマーケットに登場したグレー地に紫と白と薄いオレンジのぐるぐるバッグが気に入って、今日1日考えて買おうとしたらもう売れてしまったのか出ていなかった。ナイトマーケットのぐるぐる模様作品は店の人の手作りの場合が多いので、気まぐれのように新しい作品が出ては消えていくのだった。その面白さがあって通ってしまうというのもある。

 「売れてしまったのかぁ」とがっかりしながら店を回っていたら、昨日までは見なかった新作のエンジ地のぐるぐるショルダーバッグを見つけた。グレー地を失ったばかりの夫は「これを買わなければもうめぐり会えない」と思ったのだろう、このエンジ地を買う買うといい始めたのだった。うーむ、エンジ。これでパリの街を歩いたらゲイだと思われるだろうなぁと私は素直に夫に感想を言ってみたのだが、もう買う気満々の人に何を言っても耳に入らない。写真を撮って客観的に見てもらっても、「いいねぇ、いいねぇ」とご満悦なので、このショルダーに決めた。私のチープなショルダーバッグと違って、これはぐるぐるが8つもついているし(それだけ刺繍に手間がかかっている)、裏布と表地の2枚重ねになっている。故にお値段はKip95000=US$11.04。それでも日本の感覚からしたら安い。

フタの留めが開けにくいのが難点だが可愛い
 
昨日までなかった新作。大きさ違いで2種

ポーチ屋さんと記念撮影

ショルダーバッグを作った女性と記念撮影

 売り手の女性は最初Kip100,000と言ってきたのだが、ここのところの交渉で相場はKip5000マイナスらしい事は判明しているので、Kip5000値下げさせてもらった。まぁ、これだけの細かいパッチワークのあるバッグを作るのに8時間はかかるだろう。売値が1000円くらい、材料費が100円だとすると時給112.5円。ラオスのだいたいの物価が日本の7分の1だとすると日本円にして時給787.5円ということになる。5分の1なら時給562.5円。今日出して今日売れたのだから、彼女にとってもそんなに悪い話ではなかったはずだ。

 ということで、夫婦揃ってぐるぐるショルダーバッグを手に入れた。これでパリ(ルアンパバーンの対極とも言える町)を闊歩する日が楽しみだ。


 
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