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2009.11.13 Vol.2
ナイトマーケット〜ぐるぐる模様の小物袋
ラオス:ルアンパバーン

 ルアンパバーンでのお楽しみの一つにナイトマーケットがある。メインストリートのチャオファーグム通りがキサラート通りと交わってシーサワンウォン通りと名前を変えた辺りから始まるナイトマーケットはおよそ600mほど続く。夕食を終えて午後6時頃に行ってみると、歩行者天国になった道路にずらりと夜店が並んで壮観だった。

 マーケットではスカーフ、ベッドカバー、小物入れ、ハンドバッグなど布でできるあらゆる物、仏教的な絵画、木彫りの皿や彫刻、蛇やさそりの入ったお酒まどおおよそラオスでお土産品として考えられる全ての物が集まっているようだ。ビエンチャンにいる時にタラートサオでこうしたお土産品の下見をしていた私達は、10cm四方の小物入れが1つ欲しかったので今日はそれを物色することにした。

 モン族の模様といわれるぐるぐる巻き模様が気に入って、その模様の商品を見ていたのだが布の色組み合わせが千差万別であるばかりでなく、一つ一つお店の人のハンドメイドなのでぐるぐるの巻きが多かったり少なかったり、太かったり細かったりと見れば見るほど味わいがあって迷った。3往復くらいしてやっと決めたのは白とグレート赤の組み合わせ。このおばちゃんのセンスが光る一品だった。お値段はKip5000=US$0.6。こんな値段でこれだけ楽しめるなんてナイトマーケットはなんて楽しいのだろう!

 ナイトマーケットの途中には食べ物屋台ばかりが並ぶ脇道がある。惣菜、焼き物、甘い物、乾物の店が並んで、途中には汁麺を出す食堂屋台や外国人用に一皿Kip5000でお惣菜盛り放題のベジタリアン屋台(食べる場所もある)などがあって外国人が座って食べている。翌日から私達も夕食はこの通りに通うことになった。

 ナイトマーケットが終わった先は洒落たレストランやブティックが並んでいる。街頭がなくて店の明かりが頼りなので、オレンジ色に照らし出される町並みは植民地時代のコロニアル調の建物が幻のように浮かんでエキゾチックな雰囲気を出していた。この中でパリッとしたクロスがひかれたテーブルについて冷えたシャルドネなんか飲めちゃうのだ、ルアンパバーンでは。

 この辺りにはナイトマーケットでは扱っていないような高級シルクの洋服を扱う店もあり、夜でもお買い物を楽しむ人の姿が見られた。値段はシルクブラウスがUS$30など。

 ルアンパバーンの夜は想像以上に楽しい。こうして私達は毎夜ナイトマーケットに出かけては何か買うのが楽しみになった。


 
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