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2009.11.09
スーツケース修理その4〜ついつい下見に行く
ラオス:ビエンチャン

 バンコクでスーツケースが素早く修理できたので安心しきっていたら、色々な出来事が起きていまだにスーツケースが手元にない。なーんとなく焦りを感じた私達は万が一戻ってこなかった事態を考えて、Hengboun Rd.とChao Anou Rd.の角にある2階建ての大型雑貨店にスーツケースの下見に出かけた。この店は店頭にお皿や丼を販売して1階には食品とキッチン用品やおもちゃなどを扱っているのは見た事があったが、2階に何があるかは不明だった。

 2階に上がる階段にはグッチ、プラダ、ルイヴィトンといった名前がプリントされたバッグが並び始め、2階のフロアーはブランドバッグ(偽物)と洋服売り場になっていた。そしてフロアーの片隅にあった、あった、スーツケース。「旅行之家」と書かれたブランド他、数社の聞いたことがないブランドのスーツケースが並んでいる。色々と検討した結果、「旅行之家」のスーツケースなら私達の使用に耐えそうだと判断。値段はUS$50くらい。通常の半額くらいで買えるのはとても安い。頑丈な作りなのはいいが、難点はちょっと重いこと。20kgぎりぎりで生活している私達には鞄に1kg取られるのは痛い。チャックを開けて、更に内部の布のチャックを開いて構造を見たり、重さを確かめたり、ポケットを見たりしているのを店員たちがいぶかしそうに見ていた。

 最悪の事態の場合に買えそうなスーツケースが見つかって一安心。今日の目的は終了だ。フロアーの半分は衣料品売り場で、各ブランド名の入った下着やポロシャツやスカート、ブラウス、ワンピース、ノースフェイスのゴアテックスジャケットまである。その中でアバクロの紙ふだをつけているのに内部のタグのロゴが全く違うというスカートがあってデザインが気に入った。もしかしたら、この会社はアバクロの下請けをして自社ブランド名でデザインをぱくって作っているのかもしれない。ま、商品にアバクロの名が入っていないのでコピーにはならないだろうとスカートを購入。Kip139000=US$16.68。安い。

 1階のキッチン用品売り場では「西瓜刀」。スイカの写真がパッケージに入っている。おおよそ世の中にスイカ専用の包丁があるとは想像もしたことがなかったので、これはかなりうけた。

 思えば今滞在している宿の人たちもご飯は全て外で買って食べていて、キッチンにはお皿と流ししかない。ラオスの都会人は本当にスイカを切る時にしか包丁を使わないかもしれないとさえ思えてきた。

 店頭に山積みにされたのはクロックス。一足Kip39000=US$4.68でこの商品にはCROCSのロゴが入って紙タグも本物と同じ物がついている。もしかして、これ本物かもしれない。ミッキーちゃん型のピンクのクロックスもあってかなり心が揺らいだが今は必要ないので断念した。

 年取った女性がキティーちゃんやミッキーを身につけているのは見苦しいと思っていたのに、あれ、私、欲しいと思っている。こりゃぁまずい傾向になってきたなぁ。

 私のスーツケースも油断がならない状況になってきたので、スーツケースに巻きつけるダイヤル鍵付のバンドも見つかったので2つ購入した。

 宿に戻ってすぐに開けて試してみると、1つのダイヤルが途中までしか周らない不良品だった。さすがラオス、やってくれる。レシートを持ってすぐに交換に行ってちゃんと動くものと交換してもらった。後日このスーパーに行ったら全く同じ品物が倍額の値札になっていた。この日のうちに交換しておいてよかった。

 こうしてスーツケースを見に行ったのだけど、スカートやバンドなど思わぬ発見があって買い物してしまった。

 今ビエンチャンには中国資本がどんどん入っていて、中心部と空港の間には中華マーケットができているそうだ。2kmくらい離れているので炎天下を歩くのが嫌で行かなかったが、そこに行ったら見っけ物の洋服が見つかるかもしれない。そういう意味でもビエンチャンは面白くなってきている。


 
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