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2010.09.29
クアラ・トレンガヌの町
マレーシアの東側の島を巡る旅、プルフンティアンの次はカパス島をめざすことにしたのだが、ガイドブックによるとカパス島へのボートが朝一番にしか出ないような書き方だったので、クアラ・トレンガヌに一泊してカパス島を目指すことにした。
クアラ・トレンガヌはトレンガヌ州の州都。といっても大都会のクアラルンプールから見たら州都という響きが嘘のように聞こえるひなびた町だった。ガイドブックを見てもさしたる見所があるとは感じられなかったのでとにかく町をぶらついてみると、クアラ・ルンプールではもうあまり見なくなったイスラム系の民族衣装を着ている若い女性がたくさんいる事に気づく。マレーシアの東側は敬虔なイスラム教徒が多く文化にも色濃く影響しているとガイドブックに書かれていて、女性たちの服装を見る限りそういう解説がうなずけた。
そんな中にあってここには中華街がある。川が海と接する部分に中華街と市場があるので見に行くと、まずまず盛況な市場、そして魅力的なラインナップの中華料理屋が数店見つかった。しばらく島の貧弱な食生活で野菜に飢えていた私たちは、クアラ・トレンガヌの中華街でたっぷりとビタミン補充することができて、そういう意味ではここに来てよかった。
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