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2009.09.27 Vol.2
コタキナバル散策〜クラフトマーケットとその外側
セントラルマーケットと魚市場の南側にクラフトマーケットがある。今日の午後はここを見学した。手前の乾物市場ではお天気がいいせいか、路上で魚やなまこを干しているのがのどかな風景だった。クラフトマーケットはその先にある平屋の大きな建物で、中は人がすれ違うのがやっとな狭い通路を挟んでぎっしりと土産物屋が並んでいる、やや薄暗い場所だった。置いてある商品は例えば会社に勤めていたらばらまき用のお土産にぴったりな5個10個でいくらという安い商品が多い。面白かったのはカエルのポーチくらいだろうか。
干しなまこ |
干し魚 |
外国人よりも現地のお客さんが多い |
リアルすぎるカエルのビニール製ポーチ |
それよりも平屋のクラフトマーケットを海側に出た場所から更に南側に広がっている、屋外屋台街の方が楽しい。ここは海に面していて、小船からあがってきた魚をその場で台に乗せて売っている店や、炭火で魚や海老を焼いて出すレストラン屋台がやおやつ屋台が出ていた。魅力的な香りに誘われて焼き物屋台を見たが、大きなロブスターはRM200=\6000、焼き魚もRM40=\800とか言っていた。この場所はやはり観光向けなのかちょっと高い。
揚げバナナ、揚げタロイモ?パンケーキ、おいしそう |
焼き魚、焼きイカはどこでも魅力的 |
車えびが小さく見える巨大ロブスターは6000円だって! |
ここで食べられる。 |
おやつコーナーで気になったのは、右の写真のおやつ。南米で何度もお世話になったエンパナーダにそっくりだ。エンパナーダは層になったパン生地にひき肉や玉葱をトマトと炒めた具を入れてアルゼンチンでは揚げて、チリではオーブンで焼く。写真は揚げてあるのでアルゼンチン形式のエンパナーダだなぁ。結局食べなかったので同じ物かどうかは不明だが、スペインの影響が強いフィリピンがすぐそばにあり、バジャウ(漂流漁民)が行き来している事を考えたら、ここにエンパナーダがあってもおかしくない。
魚売り場では午後4時というこの時間に、再び水揚げがあったのか新鮮な魚がどっさりとあった。特に魚市場では見なかったエイやカラフルなカサゴのようなスープのおいしいダシが出そうな魚が出ている。
この市場では少年達も貴重な労働力で大人顔負けの表情で仕事をしている。ちょっと手が空いている一丁前の少年に「ねぇ、写真撮ってもいい?」と聞くと、カッコいいポーズで答えてくれた。
この少年のいい写真が撮れたところで、今日の散策を終了としよう。
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