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2012.01.15
スーツケースの修理を断念
2008年初頭にシドニーで買ったサムソナイトのスーツケースも使用年数が丸4年となり、かなりくたびれてきた。特に、ホイールカバーが車輪側に寄ってきて車輪と擦るようになり少し調子が悪い。
ということで、まだ大事には至っていないがバンコクでサムソナイトのスーツケースの修理が可能かを探る事にしたが、結論から言って、バンコクでサムソナイトのくたびれたスーツケースを修理するなら、新しい安いスーツケースを買った方がいいということとなった。
以下に、この結論に達した経過を記しておく。
ネット上でサムソナイトのスーツケース修理について日本人から1件、英語情報から2件の書き込み情報が見つかった。日本人の情報は2008年と古く、修理屋が入っているビルの情報もネット上で見つからなかったので却下。英語情報では1件はシーロムにあるホリディ・イン隣のジュエリー・トレード・センターの5階あるいは8階駐車場エリアに修理店があるとなっていたが、実際に行ってみたらテナント募集の空き家とジュエリー修理店は見つかったがスーツケースの修理店は見つからず。もう1件はバンコク市内に10ヶ所くらいのサービスカウンターを持つMr.BagFix.comという会社の情報だった。
Mr.BagFix.comのサービスカウンターの1つ、サイアム・パラゴンの地下にあるカウンターに行ってみたら、備え付けのパンフには「サムソナイトも直します」と書いてあるものの受付の女性いわく、サムソナイトの純正部品を持っているわけでなく代替品を使うことになり、料金は両輪交換で1000バーツ、修理期間は2週間かかるという事だった。
セントラル・ワールドに入っているサムソナイトの販売店に行ってみたっら正規修理店を紹介してくれたのだが、プリントアウトされた情報は修理店の住所と電話番号のみで販売店店員に場所を確認しても知らないということだった。しかも、ホイールの交換は片方2000バーツかかり、両輪だと4000バーツ(1万2千円ってこと!)になるそうだ。販売店で新製品として売り出されているサムソナイトのスーツケースはバーゲン価格で8000バーツ。「修理に出すくらいなら新しいのを買った方がいいってこと?」と店員に言うと、「まぁ、そうなりますね」とサラリと言われた。
折角得た情報なので、サムソナイトの正規修理店情報を記しておく。修理保証期間内の人はここに連絡したらいいかもしれない。
3388/25-27,51-53 AND 82-85 SIRINRAT BUILDING,
8th FLOOR, KOLNG TON, KLONG TOE, BANGKOK
10110 TEL:02-2297000
もっとも、サムソナイトの8000バーツのスーツケースは一番安いレンジで通常のは15000バーツくらいしているので場合によっては高価な修理でも意味があると考える人もいるかもしれない。私の場合はシドニーのバーゲンで1万4千円くらいで購入しているので、ここでの修理は論外となった。
修理に意外とお金がかかることが判明し、サムソナイトの新品も安くはないことが判明。
次なるリサーチは巷のお店で売られている、やれサムソナイトだやれポロだとロゴが華々しい安いスーツケースの値段調査だ。
これら安いスーツケースを扱うお店が多く集まっているポイントは、東急隣のMBKマーブンコーンショッピングセンターと週末市場のチャトチャック。2ヶ所を見てみた結果、新品のスーツケールが4つゴマなら2000バーツ程度、2つゴマならそれ以下で手に入ることがわかった。店員の女性に「これ、サムソナイトって書いてありますが?」と言うと、「んなわけ、ないでしょ。こんな値段で!」と大笑いしながら言われた。ここまで快活にニセモノ宣言されると愉快な気分になってくる。品質を見ると布地も頑丈そうだし、引き出し型のキャリー部分もちゃちくない。あとは車輪の脆弱性だけが心配だが、あまりハードな国に行かないなら2年は軽く持ちそうだ。この値段で2年使えれば御の字だ。スーツケースもファストファッションの時代に入っているという感じがした。
ということで、冒頭に述べたようにサムソナイトの修理は断念して今年末に新しい安いスーツケースにしようということになった。約5年使うことになるから年間コストは3000円以下になる。ま、年末まで持てばの話だが。
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