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2009.11.27
チェンライ市場
チェンライの町は徒歩で周れるくらいに小さな町だった。
到着した今日は、食料調達や食事のできる場所を求めてまずは市場見学に行く事にした。
宿から歩いて5分くらいのキンキラキンの時計台を越えてさらに2ブロック行くと市場に到達する。それにしても、この時計台は目立つ。夜になると照明が灯りまさに黄金の時計台に変化し、毎時5分くらい音楽とともにライティングの色が変わって旅行者の目を楽しませてくれるというアトラクション付の時計台だ。
市場には衣料品から食料品まで揃っていて、奥には小さな食堂が集まった場所があったが、昼過ぎのこの時間は既に営業が終わっていた。後日、食堂の開いている昼間に行ってみたが麺類かちょっとしたおかずを乗せたぶっかけご飯を出す程度で、あまり面白い食事ではないようだ。食品はラオスと似ている物が多く、魚を醗酵させたラオスではパーデークという調味料もあるし、もち米で作ったお菓子もたくさん売られているが、一方でケーキや焼き菓子など西洋風のお菓子も多く入っているのがタイらしかった。
夕方になって市場の外に出ると、入る時にはなかった屋台がわんさかと出ていた。夕方になると食べ物屋台が出現するのだ。ラオスと同じように魚や豚や鳥の炭火焼、フライドチキンがいい香りを立てる中、おかずを数種類並べたおかず屋台、ラオスにもあった茹で野菜とそれにつける数種類の唐辛子ベースの辛い味噌を売る屋台、果物屋台、もち米で作った具やゼリーにココナッツミルクと甘い蜜と氷を入れてくれる屋台など珠玉のアジア屋台村で、小躍りしたくなるくらい素敵な景色だった。本当にラオスに似ているが、ソーセージは高い物と安い物があって、安い物にはご飯と春雨と僅かなひき肉しか入っていない。このソーセージはタイ特有だろうなぁ。初めてバンコクで食べた時、「騙された!」って思ったんだよね。
ということで、初日にしてお食事には困らない場所を発見してチェンマイ、好感触のうちに第一日目を終了したのだった。
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