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2009.08.24
ポレチへ日帰り観光
イストリア半島での滞在拠点をプーラとポレチのいずれにしようか迷っていた私達は、両都市を1日観光してからどちらに滞在するかを決めることにした。
昨日はプーラを見て回って、なかなかの好感触。今日のポレチはプーラを凌駕するのだろうか?世界遺産に登録されている教会を見物する他に、滞在先としてどうなのかを見当するため、朝10時40分のバスでポレチに向かった。
ポレチまでの道中の見所は、Limska Draga Fjord (Limski Kanal)だろう。海から10km程細長く切れ込みが入った渓谷の一番奥をバスは通る。
今回のバスは観光バスじゃないから、この一瞬の光景をカメラに収められるかがポイントだなぁと思っていた。それで右の写真がその一瞬を捉えたもの。アドリア海に向けてうねうねと続く切れ込みはなかなか見事だった。
ポレチの旧市街は付け根200mくらいの幅で海に500m突き出した細長い半島におさまっている。付け根の左手から時計回りに半島沿いを歩いて世界遺産に指定されている教会Euphrasian
Basilicaへ向かった。

海沿いに並ぶカラフルな家並みはイタリアっぽい。 |

町中にはこんな遺跡っぽいものが普通に存在していた。 |

寝ている女性を囲んで家族会議?不思議な光景。 |

教会の入り口。 |
教会は入場無料で建物の中を見学できる。バシリカ教会特有の金箔を使った装飾が鮮やかな中央。その脇に明らかにオリジナルと思われる壁画が薄っすらと残っている。どちらかというとキンキラキンの装飾よりも、こうした消えかけた壁画の方が趣が感じられた。

それにしてもプーラの宿のご主人が言っていたように、この教会も見学に10分とかからないし、この教会より他にさして見所もないのがポレチだ。旧市街の土産物が並ぶ通りもプーラの方が楽しい感じがするのは、ポレチが割りとまっすぐな通りなのに対してプーラの通りは円周に沿って常にカーブを描いているせいかもしれない。
町中のレストランはどこもツーリスティックなメニューで値段もランチセットで一人1200円とかしている。どうにも過ごしにくそうな印象を持ってしまった。
旧市街の付け根から左手、地図で言うと南側に向かって歩いて行くとヨットハーバーを越えたあたりからビーチが始まっている。これがまた、昨日、プーラの美しいビーチを見たばかりの目にはどうにも濁って汚く見える。たった1時間バスで北上してきただけだというのに、どうしてこんなに濁っているのだろうか。町が汚染しているというよりは、おそらく海流の関係でプーラはどんどんと新しくて美しい水がやってきて、ここは滞留しているような感じだった。2kmくらいぶらぶらと南下して歩いてみたのだが、状況が変わらなかったので適当に水浴びして帰ることにした。
確かにプーラも美しいビーチに出会うには町から4km離れた半島に行かなくてはならないのだが、ここにはそういう情報もないしインフォメーションで聞いてもはっきりした回答が得られなかった。
旧市街と滞在地が近い、滞在地と市場が近い、旧市街が魅力的で歩きたくなる、海がきれい。どのポイントをとっても私達にとってはプーラがポレチよりも勝っていた。数時間の滞在でプーラに軍配をあげることになった。
こうして世界遺産の見学と滞在先決定調査は無事終了し、同じようにバスに乗って帰ってきた。帰りもあのゴージャスな切れ込みを見ようと一番前の席に陣取っていたのだが、運転手の同僚が乗り込んできて、一番前の席はリザーブされているとか何とか言って私達は後ろに追いやられた。来る時に撮影しておいてよかった。
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