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2009.07.02
定期船で島周遊、コロセップKolocep島、ロプドLopud島
ドブロニクからの人気エクスカーションの1つと言われるツアーに3つの島を巡るクルージングがある。ドブロニクから近い順にコロセップ島、ロプド島、シパン島を巡るというのだが、火曜日と木曜日に限ってこれらの島に行く定期船がJadrolinjaという会社から出ていることを発見した。
Jadrolinjaのオフィスはフェリー乗り場近くの観光案内所の左隣にある。ここでタイムスケジュールをもらって検討するとあまり便もないので、シパン島はドブロニクから少し遠いので定期船を使うと各島での滞在時間があまりに短くなって難しい。2つの島を巡るにも1通りしかないことが判明したが、ま、1通りでもあればいいじゃないか。手前2つだけの島なら定期船で自力周遊ができるので2つの島だけに行くことになった。
下がジャドロリニアJadorolinjaのタイムテーブル。123456というのは月曜日から土曜日を表している。出発の1時間前からチケット発売ということで窓口に行ってコロセップとロプドに行って戻って来たいと相談すると、タイムテーブルにぐりぐりと丸をされてこの時間帯で行って来い、チケットはここで全部販売してあげると言われた。ドブロニク→コロセップ→ロプド→ドブロニクの全てのチケットで一人KN49(980円)だった。これらの島は国立公園でもないので島に行って勝手に散策して帰ってくるだけなので自力で行うと大変安いエクスカーションになる。

ドブロニクから30分で最初のコロセップ島に到着。コロセップからロプド行きのボートが午後1時55分発なので2時間25分ある。さて、どこで何を見るのか?島人らしき人に混じって観光客も何人か降りてきたのだが宿を取っているらしく村人に連れられてどこかに行ってしまったし、他の人も見失って港はみるまに静かになってしまった。あれあれ?
インフォメーションでも行ってみるか、と「i」と書かれた矢印に従って歩いたんだけれど島内の田舎道にそれらしい建物はない。島内はとても細い道でバイクを改造して荷物を運べるような乗り物が通れるくらいの幅で緩やかに上ったり下ったりしながら奥の方まで続いていた。
素朴に石を積み重ねただけの垣根からは民家の樹木が旺盛に道にはみ出して花をさかせ、所々にやしの木が見える。なんとも田舎の島の風景で瀬戸内育ちの夫は「田舎を思い出すなぁ」なんてつぶやいていた。
インフォメーション、インフォメーション。あまりに見つからないので庭の手入れをしていた島の人に「あのー、インフォメーションってどこにあるのでしょうか?」と聞いてみると「はて、インフォメーション?そんなの聞いたことないなぁ」という答えには笑ってしまった。
最初に港で見た地図をカメラに収めていたので、とにかくメインロードらしい一番太い道をたどって海水浴ポイントまで行ってみることにした。最初に訪れたのは地図で上部の方。帰りがけに下部のビーチにも行ってみた。

メインロードを海岸まで下っていくと「泳げる」マークのついた場所だが漁船の港でもある場所に出た。島人と思われる子供達やお母さんたちが数人泳いでいる。観光客は誰もいない。あはは、ま、いっか。水の色は少し高い場所から見るととても美しいエメラルドグリーンで近づくと透明な水の色に見えるのがクロアチアの海。ここもそういうわけで低い場所から見るとそんなに美しくは見えないのだが高い場所に離れるととてもきれいだった。岩場の多い所には白いひらひらしたが海草が生えていて、そういう場所には魚もいる。そう、私たちはクロアチアでシュノーケリングギアを買っていたのだ。クロアチアではこれが大活躍。ドブロニクのスーパーでKN120(2400円)だったが、クロアチアだけで元が取れるくらいに頻繁に使っている。
来る時にもう一ヶ所左手に行けそうな道があったので、そちらにも行ってみよう。海水浴マークはついていないのだ岩が切れ込んだ場所なので泳げるかもしれないと思って行ってみると、岩場に別荘が並んだような場所に出った。道が終わっている切れ込みはいいが、隣の岩の切れ込みに行くと「プライベート」と看板が立っているような場所で、観光客はおろか誰一人いない場所だった。コロセップって一体どこに観光客がいるのだろうか。そんな事も気になりながらも、ここも結構水が美しいので記念に泳いでおいた。砂がないので巻き上がりがなくて水が澄んでいる。砂浜と違って寛ぎにくいんだけど、水着に砂がつかないし、体もざらざらしないのでそういう点では快適だ。
静かな誰もいない岩場でひとしきり泳いでからフェリー乗り場に向かうもまだ時間がある。フェリー乗り場の左手奥が湾になっていてホテルの前にビーチパラソルが出て人が見える。行ってみると今日初めてみる泳ぐ観光客達。皆、ここにいたのね。
ここのビーチは砂浜で浅瀬があるために子供連れには寛ぎやすい場所だが、正直、今日訪れた3ヶ所の中では一番水が濁っていて魅力がない。ツアーで来てここがコロセップのビーチだと言われたらがっかりするだろうなぁ。
時間通りにやってきたフェリーに乗って次の島ロプドに到着したのが午後2時20分過ぎ。コロセップに比べると荷物を持って降りる観光客が多く、フェリー乗り場沿いにはレストランや宿が並んでずっと観光の雰囲気のある島だった。
この島の目玉はフェリー乗り場から島を横断して反対側にあるスンニSunjビーチだそうなので向かった。
今回はスンニビーチに向かう観光客の姿もあり、ビーチから戻ってくる人もいて賑やかな感じだった。ビーチまでは山道を越えるような一本道が続いている。山を越えて下っていくと右手に開けたビーチが見えてくるのだった。
ここは珍しく砂が堆積しているというのが特徴のビーチで、砂浜が恋しい観光客がわんさかと押し寄せていた。レストランも数軒あって音楽も流れていて賑やかで、砂浜にはびっちりとビーチベッドが置かれていて腰掛けると途端に料金徴収係の男性がにこやかに近づいてくることになっている。砂場には全て、本当に隙間なくビーチベッドが置かれているので私たちは結局岩場に布を広げて座ることになった。これならいつものビーチと一緒じゃないか。
岩場はビーチの左寄りにあったのだが、本当はビーチベッドの置いていない砂浜のビーチが左端にあった。あそこがいいじゃない!しかし、ん?よく見ると全身肌色ではないか。そう、ここのビーチの左端は密かにFKK(ヌーディストビーチ)になっているのだった。ビーチの左寄りに陣取っている私たちは、うっかり足を踏み込みそうになる観光客に向かって、係員が「あそこはFKKだからね、FKK、そうヌーディストビーチなんだよ。君も脱ぐんならどうぞ」と言って笑いを取っているのを何度もみていた。係員も楽しんでるなー。砂浜のビーチは人が多いせいもあって透明度が今一つだったが、面白い白い海草が可愛らしく透明感はあまりないが水のグリーンがとてもきれいな場所だった。

フェリー乗り場側のビーチ |

フェリー乗り場側のプロムナード |

反対側への道 |

反対側の砂のビーチ |

海中の小さなきのこ型の草 |

透明度は今一つだが色がきれいな海中 |
この島もフェリー乗り場側はあまり水が美しくないビーチだが、ここに滞在する人にとっては山越えしないで行ける気軽な場所が受けているせいか人が多かった。ビーチで寝転がって至福の時を過ごしている人をつまみに、お店でビールを買ってベンチで飲みながらフェリーを待った。
午後6時50分のフェリーに乗ってドブロニク到着が午後7時50分。丁度1時間で帰ってきた。今日行った2つの島は、まぁまぁって所かな。ひなびた田舎の雰囲気とドブロニクよりは美しい海の水は楽しめたが、もっと人気のあるコルチュラや北部のラブ島などに行く機会があるなら今日の島に行くよりもそちらに時間を割いた方がいい。
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