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2009.01.09
トーレ湖までの散策、挫折
アルゼンチン:エル・チャルテン

 昨日と一昨日はフィッツ・ロイ方面に向かった。さーて、今日はセロ・トーレ方面に行ってみるか。セロ・トーレ方面への入り口はチャルテンの町の北側にあるがセロ・トーレへの入り口は西側に2ヶ所ある。以前にセロ・トーレ方面に行った帰りにちょっと道に迷って北側の出入り口から降りてきたのだが、こっちを通るのはとても遠回りになる。普通に行きたかったら町の南側にある西口からセロ・トーレに向かうのがいい。

 といっても、この入り口が見つけにくい。町のうんと南側まで行くとわかりやすい看板が立っているのだが、町の真ん中に滞在していた私達はうんと南側まで行くのが面倒だったので、適当に斜面を走る獣道のような道から上がっていった。

 北口からフィッツ・ロイに行く道は斜面に作られた階段状になっているので確実にこれがトレッキング道だとわかるのだが、こちらの道はだだっ広い斜面についた獣道のような坂道を登っていくのでやや不安だが、この道で正しい。最初の丘を上がって平野を歩く頃には、周囲にウサギがピョンピョンと見えたりして、ここ2日とは違う雰囲気。

 しばらく平野を歩くと、今度はグーッと登る道になる。町から歩き始めて40分の地点が最初にセロ・トーレが見えるはずの展望ポイントだ。左手ののべっとした山頂に雪を乗っけたセロ・ソロは見えているが、右手に見えるはずのセロ・トーレは雲に隠れて全く見えなかった。

 風の向きはセロ・トーレ側から吹いている。山の後ろからモクモクと雲が発生してはこちらに向かってきているので、今日はもうダメかなぁ。様子を見ようと40分くらいこの場所で見ていたのだが、回復するどころか雨がパラパラと降ってきた。あーあ、ダメだ。天気のいい、景色のよく見える日じゃないと歩く気になれない私達は今日は引き返すことにした。しかし、ドイツ人やフランス人のトレッカーはどんどんと先に行っている。彼らの目的は自然の中を歩くこと。景色がいいとか天気がいいというのは第二の要素ということなのだろう。

野原の斜面に獣道のように細くじぐざぐと上がる道。
これが正しいトレッキング道。

野うさぎ発見

丘を越えて行くと氷河湖から流れる川が眼下に。

左にセロ・ソロが見えるが真ん中のセロ・トーレは全く見えん。

 天気が回復するのを待っている間に、またもやリャマの荷運びがやってきた。国立公園内に常駐するレンジャースタッフへの食料などを運んでいるのだろうか。オスマシ顔で通り過ぎていくリャマが可愛い。今日はこれが見られたからよしとして、ここで終了。短いお散歩だった。




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