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2009.01.06
朝は日の出、午後にコリジョ・デル・サルト
アルゼンチン:エル・チャルテン

 昨日、国立公園管理事務所で聞くと日の出は朝5時45分。元気のある人はキャンプ用具をかついでポインセノットというキャンプ場に宿泊し、辺りが薄明るくなった5時半くらいにフィッツロイ山の麓にある湖に向かって40分くらいかけて登って、そこで朝日を見るのがポピュラーだ。しかし、そこまでやる気のなかった私達は朝5時半に公園管理事務所から朝日を見ようと朝5時に宿を出たのだった。


 管理事務所に到着した5時半、まだオレンジの街頭が見える町の向こうに白々と雪山が見えるものの昨日の夕方から発生した雲に覆われて朝日に染まる山は見えない。

 5時40分になると徐々周囲の空が赤く染まり始め、手前の山々も斜面を赤くそめてきたのだが裏手のフィッツロイは雲に隠れて薄暗いままだった。左手に単独でそびえるセロ・ソロの雪の斜面が赤く染まっていくのを見ることができたのは幸いだったがフィッツ・ロイの夜明け見物という意味では失敗。なかなか難しい。


土産物屋で売られていた絵葉書。
 朝が早かったので朝ご飯を食べてしばらく仮眠後、食材を調達にスーパーに買出しに出かけた。スーパーの目の前にある肉やではチャルテン牛のステーキ肉を販売していて、これが一度も冷凍していない肉だというので早速購入。夜、とてもおいしい思いをすることになった。

 別のスーパーと土産物が一緒になった店では私達が今朝見られなかった朝日の様子を撮影した絵葉書が売られていた。こんなにくっきりと見られたら良かったのだが、これはかなり難しいだろうなぁ。

 午後からはチャルテンの町の北側にある滝まで散策だ。コリージョ・デル・サルト(Chorrillo del Salto)という滝までは寄り道しても往復2時間。午後の散歩にうってつけの場所だ。町のはずれに滝まで3kmという表示があり、そこから川に沿ってお散歩開始。川の彼方に雪山が見える素晴らしい景色がすぐに始まる。途中で再び表示が出て車が走るメインロードから人しか通れない小道にはいってしばらく歩くと滝に到着だ。

 滝にはサイクリングをしている人たちが来ていた。冷たい滝の水で浸したタオルを首に当てたりして楽しんでいる。公園利用の規則で、直接ここで水浴びしたり足をつけたりしてはいけないのを皆守っているのはなかなか美しい光景だった。

 滝自体はそんなに大きな規模ではなく、この滝を見に来ることに意義があるのでなく、周辺の美しい風景を見ながら散策したりサイクリングしている最中にこうした滝があると気持ちいいというバランスの中で楽しむ滝だった。

 普通に来た道を帰るのもつまらない。滝の左側を見ると上にのぼっていく道があるではないか。もしかして、ここを上っていくとフィッツ・ロイへの道につながっているかもしれない!などと淡い期待を持ちながら勝手に歩いていたら、途中で道がなくなって森林の中に立ち尽くす羽目になってしまった。やっぱり表示のない道を行っちゃいけないですね。

 ということでその森林の道なき道を直角に降りて、もと来た道に合流して無事に戻ってきたのだった。お散歩終了。


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