|
2009.03.31
レッスン5回目
私、日系2世の女性、ミキ先生、同じ宿から参加した京子さん |
今日はどうにも私と夫の意見が合わなかった。
「前に先生はこう言ったよね」
「いやいや、違うって、ここはこうだって」
素人同士が記憶違いをもとに話をしているから結論が出ない。何度も言い合いながらやり直していたら、以前ちょっと言葉を交わしたことにある日系2世の女性が「聞きたいことがあったら先生に聞いた方がいいですよ」と忠告をしに来てくれたのだった。
先週始めて話しかけた彼女は日系2世で日本語はあまりうまくないというので英語で話している。忠告してくれたついでに夫と一緒に踊ってもらうことにした。
さすがにキャリアが違う。本来は男性がリードするのがタンゴだがすっかりリードされて夫が戻ってきた。やっぱり上手い人と踊るのはいい。夫が彼女と踊っている間に私は彼女と踊っていたアルゼンチン人中年男性に腕をとられた。白髪だが短くスポーティーに刈り込んで鍛えているような胸板と腕は何人の女性を泣かしてきたのかと思える巷のプレイボーイ風の男性だった。この人は踊りもプレイボーイ風。強烈に女性の足の間に自分の足を割り込んで向きを変えさせる、あるいはぐるぐると回すなどリードがちょっと乱暴な感じだった。
今日は2人ともちょっと上手な先輩に踊ってもらえて、またまた違う世界を垣間見た日だった。
|