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2009.03.13
タンゴレッスン開始!
アルゼンチン:ブエノス・アイレス

 先日、見学をしに行ったタンゴレッスン。ついついやる気になってしまって今日は最初のレッスン日だ。場所はイデアルというミロンガ(タンゴを踊るためのサロン)。12時きっかりにイデアルに行くと、1階のコンフィデリア(カフェバー)ではものすごく奇抜な衣装を来たモデルの撮影が行われていた。クラシックな背景とこの衣装とポーズ。一体何に使うのか興味が沸く。

 けれど、私達は、レッスン、レッスン。

 同じ宿から男性2人も参加したので、日本人男性3人と日本人女性は私1人の参加だ。他にもレッスンを受けたい各国の各年齢の人々が集まって今日のレッスンは総勢10名くらい。盛況だ。

 先生は数人いるのだがミキ先生が初心者コースを受け持ってくれている。先日見学したのと同じように音楽を聴きながら半時計周りに歩くことからスタート。私達は以前ブエノス・アイレスに来た時に異なる場所で2回タンゴレッスンを受けたことがあった。そのうちの1つもやはりこうして歩くことからレッスンが始まった。タンゴの曲を聴きながら歩く。音楽に合わせて歩調を進めるだけなので大抵の人には簡単にできる。いや、できると思って歩き出すのだが、長く歩いていると独特のリズムをつけながら歩いてしまったり、体に力が入りすぎて妙な歩き方になったりする人がいる。先生に皆少しずつ注意を受け、「自然体で音楽の拍を取りながら歩く」というのは実はちょっと難しいんだなということを認識するのだった。しばらく歩いた後、普通に歩くのではなく膝と膝をすりあうように歩く練習になる。いよいよタンゴっぽくなってきた。

 次は男女1組になり、お互いの肘をつかんで立つ。タンゴは男性のリードでダンスが進むのだが、そのリードを読む基礎の基礎だ。男性が右足に体重を乗せたら女性は左足にのせ、左足にのせたら女性は右足に体重をのせる。そして揺ら揺らしながら男性がどちらかの足を踏み出したら、女性は同じ側の足を1歩引く。男性は胸板で次の動きの方向を指示するのだが、胸板と腕を一体化させていると女性にビシッと動きが伝わってくるのだ。これはその後数回の練習でより重要に感じられてくることなのだが、初回のこの練習があったからこそ基本の考えに立ち戻れるという意味でいい勉強になった。

 左→前→右→後ろと男性が移動するとスクエアを描いて元の位置に戻る。この動きを次々とパートナーを代えて行う練習。人によってわかりやすかったり、わかりにくかったり。これも後に大きな意味を持つ練習だった。

 それからやっと基本の8ステップの練習に入る。前回のレッスンでは割合早い段階でこの8ステップに入ってしまったので足の動きはわかるのだが、足の体重移動やすり足のようなタンゴ的な足の運びを理解していなかったので盆踊りのようになってしまったが、今日はちょっと違う。ここのレッスンはとても理解しやすい順序になっていた。3時間のレッスン、見ているのとやるのとではやる方が断然楽しい!

 私達4人は何だかウキウキしながら宿に戻ったのだった。


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