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2010.08.18 Vol.1
予期せぬ場所の魅惑のビーチ
イタリア:イル・カピトロ

 今日はイタリアの踵のさきっちょから踵の付け根近くの海岸沿いのキャンプ場に移動してきた。ここから内陸に入ると世界遺産のアルベロベッロがある。アルベロベッロに行くのに一番近いという理由で選んだキャンプ場だった。

 場所はバーリから南50kmくらいの地点、比較的大ざっぱな地図にも掲載されているモノポリという町から南に少しくだったカピトリという町だ。高速を降りてカピトリの町に入って海沿いの道を走ると、「おやっ?」と目を引いたのが海の美しさだった。

 砂浜ではなく岩場のビーチが続いているのだが、非常に多くの海水浴客がいて海の色も澄んで美しい。

 ガイドブックには一言も紹介されていないのに、イタリア人にこんなに人気の場所があったなんて思いがけない喜びの発見だった。

 目指していたキャンプ場はあいにく一杯だったのだが、とりあえず空きが出るまで駐車場でよかったらテントを張ってくださっていいのですがと言われ、ほとんど木の生えていない駐車場で唯一木の生えているそばにテントを張ることになった。

 既にあぶれて駐車場にキャンプしている家族が他にも3組くらいいる。ものすごい人気の場所だ。

 駐車場からは海が見えて、キャンプ始まって以来初めてビーチフロントというか海を見ながら生活できる空間にテントを張ったのは不幸中の幸いというべきだった。

 昼食を簡単に済ませて、いざ海へ。

 キャンプ場を出て右方向にできるだけ歩いていって、気に入った場所でちょっと泳いで日光浴しながら戻ってこよう。キャンプ場目の前はかなり昔に石を積んで防波堤のようにした場所で、防波堤自体が風化して自然の造形物のようになっており、防波堤内部が天然プールになっているという場所だった。その先には小さな入り江がいくつもあってそれぞれに異なる海の色を見せて楽しませてくれた。そしてやっと砂浜のビーチが先にあった。

 砂浜のビーチから折り返してキャンプ場まで戻る間のビーチや入り江を写真で紹介したい。

砂浜のビーチ。

水も比較的美しくて気持ちいい。

こうした入江がいくつもある。

アプローチの易しい入江には小さい子供連れ家族がたくさん。

ここも砂浜に劣らず人気の入江。

岬の反対側はアプローチが難しいので人が少なく水も澄んでいた。

と、思ったら若者大集団が来てビーチバレー。こんな離れた崖の上から撮影しているのに「どこから来たの―?」と話しかけてきて日本だと言うと「ビバ!ジャパーン!」と皆で叫ぶ。ノリがよくてこっちまで楽しくなってくる。

細い岬の上にも人がぎっしり。両脇が入江になっている。左側の入江は右側から降りて岬を泳いで回りこむか、岩壁をロッククライミングのように降りていかないと行けない。

これでも人工の階段があるからおりやすい右側の入江への入り口

魚はいないけどスノーケリングマスクがあると楽だった。

別の入江

またまた入江

キャンプ場目の前の防波堤のある入江

ちょっとピラミッドみたいな麓にみんな座っている


これでも人工の階段があるからおりやすい右側の入江への入り口

魚はいないけどスノーケリングマスクがあると楽だった。

防波堤の向こうは岩場で、別の防波堤が天然プールを作っていた

少し深い場所もある

 スノーケリングマスクをついて泳いでみると、海中は上から見て期待する程には透明でなく魚もいない。でもまぁ、先進国でしかもイタリアでこれだけ美しい海といったら上出来じゃないだろうか。これまでイタリアのビーチをいくつか訪ねてきたが、イタリア人に人気のある場所はだだっ広い砂浜の続くビーチというよりは小さな入り江がいくつも連なる面白い景色の場所が多かった。そいうい意味ではカピトリもお気に入りの1つとしてうなづける場所だ。

 アルベロベッロだけかと思っていたら、こんな楽しい海水浴場が発見できてお得気分なカピトリとなった。



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