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2009.06.11
タマリットからアルタフージャのビーチ
今日はキャンプ場から歩いて行けるビーチに行ってみよう。このキャンプ場に到着した初日にも行ったのだが天気が悪かった。今日は天気がいい。もしかしたらちょっと泳げるかもしれないし。
ということで、お昼ごはんも食べて気温がぐんぐんと上がりだした午後からビーチに向かって歩き始めた。キャンプ場の一番奥に森に通じる秘密の扉(いや、秘密でもなんでもないのだが)がある。ここをギーッと開けると「ホンマ、大丈夫なんかい?」といような獣道が森の中に一本すーっと通じていた。キャンプ場のフロントのお姉ちゃんが雑紙にテキトーに書いてくれた地図を頼りに進むと、それなりにトレッキング道に接続して海に通じる川沿いを歩く道になった。
突然目の前が開けてビーチに出るのだが、私たちのキャンプ場から通じる道の目の前のビーチはガラガラ。もっと右に行くと別の海沿いのキャンプ場前ビーチになるので、そこには人が出ている。タマリットのビーチは右手に岬が突き出して古い教会が岬に立っているところで終了。左は遠くかすむ程に長く続き、そのままアルタフージャという隣町のビーチになっている。
日差しは強いのだが、海に入るにはまだ冷たそうだということで私たちは海岸の端から行ける所まで歩いてみることにした。タマリットは森に面して何もないビーチが続くのだが、隣町のアルタフージャまで行くと海岸沿いにカラフルな家が立ち並んでいる。これらは19世紀くらいまでは海辺のお店だったのだそうだが、今はサマーハウスとして軒並みレンタルされている物件だ。海が目の前なのでベランダで海を見ながら食事できるしロケーションとしてとてもいい。気の早いバカンス客がちらほらとサマーハウスに来ていて、早くもにぎわいを見せていた。アルタフージャのビーチの終わりにはホテルが建っている。ここでビーチは終了なので岩にタッチしてタマリットに戻る。タマリットからアルタフージャまで4kmくらいあるだろうか、絶好のお散歩ビーチだ。
午後3時くらいになると気温も水温も上がってくるので海に入る人が増えてきた。私も今年初の地中海にちょっと浸かってみた。うーん、冷たい。あと1ヶ月もしたらこのビーチは人で埋まってしまうかもしれないが6月初旬はまだまだ静かなタマリットのビーチだった。
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