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2009.05.28
国際的振り込め詐欺疑惑で計らずもカンダス、キホン観光
キャンプ場では無料のWIFIが飛んでいる。久しぶりにメールチェックをしてみると母から「外国から妙な電話が数回入っている。銀行口座のお金が足りないとか何とか言っている」という緊急メールが入っていた。何のこっちゃ?心当たりとしては今借りているプジョーの代金支払いに何か問題が生じているかもしれないということだけ。プジョーに電話して確認する必要が出てきた。
キャンプ場にはコイン式の公衆電話はあるが、できれば通話し終わってから料金を支払う電話で電話したい。
ということで1泊しかしないペルロラ滞在がにわかに忙しくなってきた。
まず徒歩でも行ける800m向こうの隣町カンダスに向かった。海から坂道で競りあがるようなカンダスの町はカラフルな建物が並んでカフェで寛ぐバカンス客で賑わう小さな小さな町だった。
あー、こりゃダメだ。
町の規模を見てそう思ったのだが、一応探してみるとホテルでインターネットはやっているもののインターネット電話となると「何ですか?それは?」という状態。町は可愛らしく、カフェのおっちゃんも愛想がよく、ここでシードルでも飲んでゆっくりするにはいいが町の機能としては限りなくレベルが低い。
カンダスでは埒が明かないので電話は次の町に移動した時にするとして、とにかく今夜の食材を調達するためにスーパーに行くことになった。キャンプ場の兄ちゃんに聞くと、「キホンに向かって走って行くと見つかるよ。ここから5kmくらいかなぁ。」という超アバウトな説明しか得られない。仕方ない、キホンに向かって走るしかない。
5km走っても見つからない。どんどんキホンが近くなりとうとう町中に入ってしまった。ガソリンスタンドでもう一度聞いてみると、そこから200m位の場所。何のことはない。大型スーパーはキホンの町に行かないとないということだったのだ。もうここまで来たならキホンの町中で電話を探してみよう。
海沿いの駐車場に駐車して埠頭にあるインフォメーションセンターに聞くとすぐに場所を教えてくれた。さすがキホンは都会だねぇと電話をかけてみた。プジョーに電話するとレンタカー代金の支払いに問題はなく、私たちにも電話していないという。おかしい。じゃぁ、一体誰が電話したのだろうか。
電話代金は恐ろしく高くて、結局この電話屋がインターネット電話じゃなくて普通の電話だったことが判明。だめじゃん、キホン。アストゥリアス州の州都なのに。
用事が終わったので周囲を観光。見所は港とその周辺に集まっていて20分もあれば終了してしまう。キホンはどちらかというと商業都市で観光の町ではないようだった。
こうして計らずもカンダスとキホンを観光する羽目になった。結局電話の主はわからなかった。考えられる線としては「国際的振り込め詐欺」?色々と疑問な点もあるが何らかの方法で信憑性のある話を作り上げて振り込め詐欺を試みた人がいるんじゃないかってこと。ただし、犯人は母が全く英語を解さないことを考慮に入れていなかったのが落とし穴だった。それにしても気味が悪い。こんな事は初めてだった。
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