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2009.04.16
グランビアのショッピングモール、かゆい所に手が届く中華系商店
昨日の買い物でテントや防水シートなど住環境の準備が整った。今日は食環境の準備だ。
デカスロンでもガスコンロや鍋カマは売っているがアウトドアを主眼にしているので、一般的な日用品を扱っているカルフールの値段にはどうしても勝てない。食環境の準備をするならデカスロンではなくカルフール。これも前回学んだことだった。そこで市内中心部から空港に向けて延びるグランビアという大通りのほとんど空港に近い場所にあるグランビアショッピングモールにあるカルフールを訪ねた。
新しいショッピングモールは宮殿のようにゴージャスで日の光が十分に入る天窓が中央についていてとにかく明るくて素敵だった。ここにもデカスロンが入っているがランブラスとはちょっと品揃えが違っていて、キャンプ用品を揃えるにはランブラスの方が充実していた。鍋カマはやはりカルフールがずっと安い。石鹸ケースEUR2.6、ふた付き鍋20cmEUR9.55、30cmの鍋用のふたEUR2.9、フライパン30cmEUR4.1を購入。車を借りてから買う予定のテーブルと椅子もカルフールで安いのがあるのでめぼしをつけておいた。椅子は一脚EUR8のとEUR12のが候補。結局、後に各1脚ずつを購入。テーブルはEUR12を後に購入した。フライパンが驚異的に安くてどこも勝てない値段だ。
ここのカルフールの食材売り場もついでに見学。昨日見たメルカドに勝るとも劣らない海老と貝の種類にびっくり。値段もメルカドより安いかもしれないし鮮度も良さそうだった。
ところで調理に使うガスコンロなのだが、前回は円柱形のガスの上に小さなコンロがついているタイプを使っていたが、これだと安定が悪くて、斜面のキャンプ場などでは鍋を手で押さえながら調理しなければならなくて不便だった。今回は日本のご家庭でも使っている卓上コンロを買いたいと思っていたのだが、これがデカスロンにもカルフールにもない。困ったなぁ。
とりあえず市内にもう一度戻ってランブラスのデカスロン、El Corte Inglesを見ても卓上コンロはない。どうしようか。迷いながら宿まで徒歩で戻る途中、中華系商店をのぞいてみたが見つからない。この後に別の中華系商店で見つかってEUR16.5で購入できたので良かったが、この日は一体どこに売っているのか途方にくれてしまった。それにしても中華系商店は気が利いている。BBQの時に炭や肉をはさむ火バサミEUR0.75、まな板EUR3.15などはカルフールよりも安い値段で購入できた。こうした中華系商店はランブラス通りのような華やかな場所にはなく、ちょっと離れた住宅街の1階にあるショップでよく見かける。グランビア通りの地下鉄のUrgell駅周辺西北側にはそうした店がいくつも見つかった。
ランブラス通りから近い場所でいうと、中華系ではなくアラブ系の店になるのだが似たような雑貨店がコンテンポラリーアートミュージアムの東側を走るCalle
de Joaquim Costa通り沿いに家電や安い調理用具を売っている店があった。
バルセロナではデカスロンでテントやシート、鍋とフライパンはカルフール、調理器具やガスコンロは中華系商店で揃えられるってことになる。
こうして2日間でおおかたのキャンプ用品の準備が終了したが肝心のガスコンロが見つからないのは何とも不安だ。明日はガスコンロ探しからだ。
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